バレリーナにプロ野球選手…かつて夢見ていた職業
――オフィスラブ作品ということで、俳優になっていなければ就いてみたかった職業があればお聞かせください。
矢作:私は小さい頃からクラシックバレエを習っていたので、バレリーナを目指して将来の計画まで全部決めていました。高校を卒業したらパリに行って、あそこのバレエ団に入って…とか計画していたんですけど、けがをしてしまって諦めざるを得なかったので、万が一けがもなく、この業界に入っていなかったら、バレエを続けていただろうなと思います。もし、プリマドンナになれていなくても、バレエの先生とか、バレエに関わることをやっていたと思います。
――今でもバレエには触れていらっしゃいますか?
矢作:コロナになる前まではレッスンに通っていました。以前ニューヨークに留学したときにも、バレエスクールに通ったりしていました。
――犬飼さんはいかがですか?
犬飼:プロ野球選手ですね。小学校で野球をやっていたので、僕の場合はそれが野球だったんですけど、何かのプロ選手になってみたかったです。子供のときは、当たり前のようにプロ選手になれると思ってやっているんですけど、小学校高学年くらいになってくると、明らかにうまい人がいて、その差が自分でも分かってくるんですよね。
なんとなく「これは無理だぞ」と自覚してしまうあの感覚がすごく悔しくて。スポーツの中において感じた絶対的な差みたいなものを頑張って埋めたいですね。大人数のスタジアムの中で試合したりしてみたかったなって。
――ご自身でも「器用貧乏」だと仰られていましたが、野球以外にもスポーツ全般は得意でしたか?
そうですね。でも、ある程度のところまではいくんですけど、1位になれないというか、手広くこなせるけどトップにはなれなかったというか…。それは昔からコンプレックスだったかもしれないです。
悪魔な要素は一切なし!お互いの天使エピソードを明かす
――“天使コンサル”と“悪魔社長”にちなみ、お互いの天使な一面、悪魔な一面を教えてください。
犬飼:撮影が続いていて疲れているはずなのに笑顔を絶やさないところは、すごく天使だなと思います。悪魔なところはまだ見れていないですね。
矢作:(犬飼にも)悪魔なところなんてないですよ!小悪魔なところならあります。私のことをすごくイジってくるんです(笑)。そうやってクスって笑っているところを見ると、「あ、小悪魔だな」って思います。でもこういうところがみんなを魅了しているんだろうなって。
天使なところは、いつもあいさつが気持ちよくて、細かい掛け声も丁寧にしてくださるところです。そういうところに私も助けていただいています。