櫻坂46・大園玲「自分たちの活動ともリンクしました」ショートショート作家・田丸雅智がアイデア術を伝授
出演者コメント
――収録を終えての感想を聞かせてください。
ニシダ:自分も小説はよく読むんですけど、あんなにわかりやすくて、誰でもショートショートが書ける方法があるんだっていうことに驚きました。田丸さんの「ショートショートの書き方講座」でワークシートに沿ってみんなが作業をするんですけど、やっているみんな楽しそうで、僕は今回その作業には参加しなかったんですけど、やりたかったなって思いました。
サーヤ:日本の学校では、正解が決まっていることをやらせるのがめちゃくちゃ主流なんですけど、田丸さんの授業はすごく自由。生徒のいい部分を伸ばしていくという考え方です。講義を受けていて楽しかったです。今、ちびっこたちにも小説の書き方を教えていると聞いて、小さい頃から田丸さんの教育に触れたら、相当いいショートショート作家が生まれるだろうなって思いました。
――サーヤさんはコントの台本を書いていますが、参考になった部分も多いのでは?
サーヤ:ネタの書き方は、自分ではあんまり定まっていなかったんですけど、こういう考え方とかもあるんだなって。手順とかすごく参考になりました。
大園:この世にありえないことを思いつくのって、センスのある人が、天才的に閃いて思いつくものだと思っていたんですけど、田丸さんのやり方は、単語を並べて、言葉の組み合わせをあえて変えてっていう独特の方法を使って生み出すやり方なんです。それがすごく学びになりましたし、今後のアイデアを考えるにあたって参考にしようと思いました。
――大園さんが櫻坂46で活動する上でも刺激になりましたか?
大園:自分たちも正しい振り付けを教わったりするんですけど、実際カメラに抜かれるのが自分だけだったら、自分がやったことが正解になったりするんです。正解がないっていう点が、すごく自分たちの活動ともリンクしました。
――今回はシンガーソングライター、アナウンサー、小説家志望の生徒が三人来ていました。田丸さんとのやりとりを見てどんな印象を持ちましたか?
大園:学生ならではの曲を作っていますとか、自分も小説を書きたいですとか、実際やりたいことがあるからこその悩みみたいなものを直接田丸さんに相談できるのは貴重な経験になるんだろうなって思いました。
サーヤ:生徒さんは20歳とか若い人ばかり。ちょうど食いぶちってものを考え始める年齢だと思うんです。私も20歳くらいでどうやって食べていこうみたいなことをすごく考えていたんです。今回の生徒さんは、小説家を目指されていたり、夢のしっかりある人が出ていたので、講義をきっかけに『なるほど』って、今日の講義を生かして活躍できるようになるといいなと思います。