=LOVEの齊藤なぎさが1月13日に神奈川・パシフィコ横浜にて開催された「~齊藤なぎさ卒業コンサート~ 現役アイドルちゅ~ みんなのこと大好きだよ」に出演。この日の公演をもってグループを卒業した齊藤が、公演後の囲み取材にて、今後の活動で俳優業の他、歌も続けたいと語った。
自分がアイドルじゃなくなっちゃうっていう想像がつかない
ピンクのゴージャスなドレス姿に身を包み登場した齊藤は、卒業コンサートを終え晴れ晴れとした表情。=LOVEのプロデューサー・指原莉乃による書き下ろしソロ楽曲「君だけの花道」を含む全24曲を終えた感想を聞かれると「本当にすてきな卒業コンサートだったなと思いますし、いろんな方に見守っていただいて、自分もすごくアイドルが大好きだったので、こうやってすてきなステージと衣装と全てを用意していただいて、こんなにすてきな歌をみんなの前で歌えたことが、今は本当に幸せだなという気持ちでいっぱいです」と笑顔を見せた。
卒業後の活動については「1月21日からエイジアクロスさんに所属させていただいて、女優さんの活動などをさせていただく予定です」とコメント。
発表からこの日までの心境を聞かれると、「自分がアイドルじゃなくなっちゃうっていう想像が全然つかなくて。でも、メンバーといっぱい思い出を作って、ファンの方との思い出を作って、今日その集大成を見せられたらいいなと思っていたので、緊張はしていたんですけど、いざステージに立ったらすごく楽しくて。アイドルをやっていて良かったなと思いましたし、この期間でアイドルって本当にすてきな職業だなと思いました」と答え、「来世もイコラブがいいなと思います」とほほ笑んだ。
プロデューサー・指原莉乃に感謝
また、指原とも顔を合わせたそうで、「指原さんはずっと『なぎさなら大丈夫』と言ってくださっていて。『これから先の道もだし、明日もだし、ずっとずっとなぎさは今まで頑張って努力してきたから、自分を信じて。一番かわいいから頑張ってね』と言ってくださいました」と報告。
指原について「もちろん、プロデューサーさんでもあるんですけど、それとは別に本当に人として尊敬していて。人に対してどこまでも気遣いができるところとか、私のことも全部考えてくださるところとか。指原さんがいなかったら今の私は絶対にいないし、齊藤なぎさ、“なーたん”は存在してないので、本当に指原さんのおかげで私は今ここに立てていると思います」と感謝した。
これまで培った歌やダンスは今後も続けたい意向を明かし、「私すごく歌が大好きで、歌うことが幸せというか、自分で趣味でカラオケにも行ってしまうくらい歌が大好きで。でも、それはファンの方のおかげで好きになれたし、指原さんのおかげで上達したし、メンバーが支えてくれたから歌えるようになったし。だからこそ、これからも歌を続けていきたいなと思いますし、皆さんの前でまた歌って踊ることも、後は演技の中で歌とかアイドル役とかができたらいいなと思います」と心境を吐露。
俳優としての目標は「長澤まさみさんと満島ひかりさんです」と掲げ、「どんな役にでもなれるところがすごくすてきだなと思いますし、お二人の演技をすごく勉強させていただくことが多い」と語った。
◆取材・文=山田健史