皇后の“波乱の人生”を描く…中国ドラマ「大宋宮詞~愛と策謀の宮廷絵巻~」、BS12にてBS初放送
BS12にて、中国ドラマ「大宋宮詞~愛と策謀の宮廷絵巻~」が、1月24日(毎週月・火曜、夕方4:00-6:00)からスタートする。2話連続放送で、全61話放送される。また、BSでは初放送となる。
今作は、平民出身ながら北宋第3皇帝・真宗の皇后になった劉娥(りゅうが)の波乱の人生を描く。批判的な描き方をされることが多い劉娥の生き方や功績を見直し、創作を交えながら新たな視点で描く。
主演は「ミーユエ 王朝を照らす月」に出演したリウ・タオが、激動の生涯を熱演する。そして夫の第3代皇帝・真宗は、台湾のアイドルグループ“F4”のビック・チョウが演じる。
ドラマ「大宋宮詞~愛と策謀の宮廷絵巻~」のストーリー
北宋の第3代皇帝・真宗(しんそう)は皇太子になる前の襄(じょう)王だった頃、運命の女性と出会う。蜀(しょく)の平民・劉娥(りゅうが)は、宮廷と朝廷からの反対を受けながらも、襄王との愛に生きることを決意する。
国と民への惜しみない貢献が認められ、妃(きさき)となり、皇后にまで昇り詰める劉娥。ついには皇太后となり、朝廷に立っても彼女の根底にあるものは変わることなく、その生涯を全うする。歴史上の実在の人物や事件を、情愛と忠誠の角度から焦点をあて、しっとり情感豊かに描く。
24日放送・第1話あらすじ
北宋第2代皇帝、太宗(たいそう)趙光義(ちょうこうぎ)は、遼との戦で重い矢傷を負う。自らの命を危ぶんだ皇帝は「子をなした者を皇太子にする」と宣言するが、これは臨月の妻を持つ第3皇子・襄(じょう)王・元侃(げんかん)を指名したに等しく、元侃の2人の兄と、皇帝の実弟である秦(しん)王・趙廷美(ちょうていび)の不満を招く。
ある時、地震で皇宮が倒壊し、秦王と共に死を覚悟した皇帝は、実兄でもある先帝の死の真相を告白する。やがて出征先で戦死したはずの元侃が若い娘・劉娥(りゅうが)を連れて帰還するのだった。
24日放送・第2話あらすじ
元侃(げんかん)は皇帝から重臣・潘伯正(はんはくせい)の娘、潘玉シュとの婚姻を命じられる。最愛の劉娥(りゅうが)を失い、悲しみに暮れていた元侃はこれに反発。そして同じ頃、目を覚ました劉娥は亡き夫の弟、蘇義簡(そぎかん)に助けられたと知る。
蘇義簡は劉娥が死んだものと見なされているため直ちに都から出るよう告げる。だが郭(かく)王妃の子を刺殺した女が秦(しん)王府に入っていくところを見た劉娥は、香児(こうじ)と名を偽り、秦王府に侍女として仕えるのだった。
NHKエンタープライズ