CS放送の映画専門チャンネル、ムービープラスでは12月に「NEXT-ネクスト-」('07年)と「パンズ・ラビリンス」('06年)を放映する。小堺一機が司会を務め、これらの作品の放映前後に見どころを紹介するオリジナル番組「プレミア・ナビ」では、12月のゲストに女優・安めぐみが登場することが決定した。
「NEXT-ネクスト-」は、2分先の未来を予知できる能力を持った男、クリス・ジョンソンが、ひょんなことからテロ事件に遭遇するSFアクションサスペンス。「007/ダイ・アナザー・デイ」('02年)などのリー・タマホリ氏が監督、「ノウイング」での演技も記憶に新しいニコラス・ケイジが主演している映画だ。
安は同作品について、「SF色が強いという感じではなかったので、すっごく面白かったですね。作品では、主演のケイジが2分先を予知できるんですけど、わたしはそもそも行動が遅いので、2分じゃ何も変えられないです(笑)」と、自分が予知能力を持ったら…と想像しながら語った。
また、主演のケイジは大好きな俳優の1人だと明かし、「悲しい目というか…目に吸い込まれてしまうんです。それに、彼はきっと石鹸のにおいのする、きれい好きな人だと思いますよ(笑)」と、感想を語った。
一方、「パンズ・ラビリンス」は、スペイン内戦の最中、母親の再婚相手である大尉に疎まれて過ごす少女が、悲しい現実から逃れるためにおとぎ話の世界へと入っていくファンタジー。安自身も空想世界のおとぎ話は好きなようで、「やっぱり女の子なら好きですよ! 夢を見ようと思ってなくても(おとぎ話のような世界に)入っちゃうんですよね。いまでもわたし自身いろんな想像をします。(仕事などで)疲れると、雲の上の王国でウサギ、ハムスター、小さいクマたちとふわふわの雲の上で安らいだ感じでいたりして…」と妄想を始める。だが、作品の時代背景が内戦下ということもあり、全編にわたり残酷な暴力や殺人が繰り広げられる、ダーク・ファンタジーとも呼べる本作。
「最初は、すごくかわいくてキラキラした感じのファンタジーなお話だと思ったら、重たくダークで…、衝撃的で…。考えさせられるような、いまも忘れられない映画ですね」と映画の感想を語った。
12月12日(土)夜8:55−11:00
「パンズ・ラビリンス」
12月26日(土)夜8:55−11:30
共にムービープラスで放送