音に歌を委ねる/学芸大青春のジュネッセンス!! 【「音とともに生きる。」from 相沢勇仁】
「現実世界とメタバースを行き来する」というコンセプトを掲げ、楽曲やライブパフォーマンスを届けているダンス&ボーカルグループ、学芸大青春(ガクゲイダイジュネス)。音楽・料理・故郷・趣味・日常――3周年記念ライブから「素顔」を解禁して活動をスタートした学芸大青春メンバー5人それぞれの「センス」と「エッセンス」を、毎週連載コラム「学芸大青春のジュネッセンス!!」でお届けします。
学芸大青春の3rd Mini Album「Piano Dance」を先週2月1日(水)にリリースしました。リード曲の「Ylang Ylang」をはじめ、2022年に5ヶ月連続でリリースしたシングル曲など、全8曲の“ピアノダンス”曲を収録したミニアルバムになってます。
少しでも多くの人のもとにこのアルバムが届いて、僕らの音楽を皆さんの心に届けられていたら嬉しいです。もし、まだ聴いてないという方も、僕のコラムを読んで、少しでも聴いてみたいという気持ちになって頂けたら…めっちゃ喜びます(笑)。
収録曲である「すぐいくから…」。この楽曲は僕自身初めてデモ音源を聴いた時に、1コーラス目を聴き終えた時点では「ピアノバラードが来たか?」と思ったんですが、2コーラス目が始まった瞬間、そんなにシンプルな楽曲じゃないことがすぐに分かりました。2コーラス目に入ったと同時に、エレキギターの音とともにBPMが上がり、いきなりロックサウンドへと変貌します。ピアノバラードからロックに切り替わる変態的な楽曲でした。この楽曲を制作しているのは、メンバーの仲川蓮。彼は変態ですね(笑)…褒めてます(笑)。
これまで掲載させていただいてきた僕のコラムを読んで下さった方はご存知かもしれませんが、僕は元々ロックが好きなので、「すぐいくから…」を歌えることを想像したらテンションが上がりました。そして実際にこれを自分が歌うとなった時に、どんな気持ちで、どんなテンションで歌おうかイメージし始めました。歌詞自体は、遠くへいってしまった大切な存在へのメッセージが込められた内容になっていて、それこそバラードが合うような意味合いの曲ともとらえられると思います。ですが、自分が担当したパートはバラードからロックへと変わった後のパート。自分にとって大切な存在へ向けて「遠く離れてしまったけど僕がすぐ逢いにいくよ。必ずいくから待っててね。」という想いを込めて、悲しさ、寂しさ、孤独感はあるけれど、ロックサウンドだからこそ切ない気持ちをメロディーに変えて、夜空へ向かって嘆いてるような、叫んでるような、そんな気持ちで歌っています。
きっと、フルコーラス通してピアノバラードだったら、僕の歌い方はまた違っていたかもしれません。無論、そうだった場合に自分でもどんな歌い方になるかは分かりませんから、それが音楽の、歌の、面白い所だなってこの楽曲を通して改めて感じました。
LIVEでパフォーマンスするのが楽しみな楽曲の1つです。皆さんの前で歌えるのを楽しみにしています!
そして、「Piano Dance」というアルバムが、皆さんの生活の一部になってくれたら幸せです。
2019年9月2日に始動した、ダンス&ボーカルグループ。メンバーは写真左から内田将綺、南優輝、仲川蓮、相沢勇仁、星野陽介の5人。2022年10月時点で、デジタルシングルを17タイトル、シングル1枚、ミニアルバム2枚、フルアルバム2枚を発表している。3周年記念ライブの大阪公演より、「素顔」を解禁しての活動をスタートした。
公式HP
https://gjunes.com/
◆「学芸大青春のジュネッセンス!!」過去の連載はこちら◆
https://ddnavi.com/serial/junessence/