賀来賢人と浜辺美波が、1月28日に都内で開催された映画「金の国 水の国」の公開記念舞台あいさつに登場。渡邉こと乃監督と共に、公開を迎えた感想などを語った。
広がっていくうれしさを感じています
公開を迎え、賀来は「ものすごくこだわりにこだわった作業でした。何10テイクもやって、全員が納得するまでとことん妥協せずに作って、画もものすごいクオリティーの仕上がりになりました。携わった者として、やっと公開できた!という思いは強いです。僕は試写で見たんですけど、素晴らしいものに携われたんだなという気持ちを、やっと皆さんと共有できるのをうれしく思います」とアフレコを振り返りつつ、今の心境を明かす。
浜辺は「私は原作を読んで、この作品を劇場版として見てみたいなと感じていたんです。私自身も一読者として劇場版を心待ちにしていたので、試写で見た時に映画館にも見に行きたいなって思いました。何年も前から映画の製作は始まっていてという過程もお聞きしていたので、いろんな目線で公開できたこと、広がっていくうれしさを感じています」と、しみじみと語った。
お互いを思い合う気持ちは大事
また、本作では“偽の夫婦”を演じる2人。逆に“本物の夫婦”でありつづけるために大切なことについてMCから聞かれると、賀来は「なんちゅう質問するんですか(笑)。本物の夫婦?」とツッコミつつ、熟考した上で「会話じゃないですか。口頭での会話だったり心の会話だったり、そういうのをちゃんとして、常にお互いを思う。お互いを思い合うという気持ちは、一方通行でも思い合う気持ちさえ忘れなければ夫婦でも、友人でも恋人でも家族でもそうですけど。そういう気持ちが大事なんじゃないかと私は思っている次第でございます」と、既婚者らしく実感を込めて回答。
さらに、MCから「最近の“会話”で覚えていること」について問われると「『乾燥機までやっといたよ』。『途中で乾燥機から出して、干してもう1回乾燥機回したよ』って」と、照れくさそうに紹介した。