2月2日に都内で「エランドール賞」の授賞式が開催された。日本映画テレビプロデューサー協会が主催し、過去1年の優秀な映画やテレビ作品、俳優、スタッフらを表彰する同賞。今回、「silent」(フジテレビ系)制作チームに「特別賞」が贈られ、同ドラマ出演者の篠原涼子がサプライズで登壇した。
深津絵里、作品に込めた思い語る
プロデューサー賞では、映画部門が「ある男」(松竹) で田渕みのり氏と秋田周平氏、テレビ部門では「カムカムエヴリバディ」(NHK総合ほか)堀之内礼二郎氏が受賞。同作でヒロインの一人を演じた深津絵里が登場し、堀之内氏に「多くの方に愛される作品を作り続けてください。また毎朝たくさん心を寄せてくださった皆さま、ありがとうございました」とお祝いのコメントとともに、視聴者に感謝を述べた。
プロデューサー奨励賞での映画部門は該当者なし。テレビ部門では、「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系) の草ヶ谷大輔氏。特別賞は「silent」制作チームの他、「ONE PIECE FILM RED」製作委員会、「鎌倉殿の13人」(NHK総合ほか)制作チームに贈られた。
篠原涼子、作品とスタッフへの愛があふれる
「silent」に出演した篠原涼子が村瀬健プロデューサーに花束を贈呈し、「すごく心温まる作品で、心が落ち着く作品だなって思いました。新たな気持ち、ピュアな気持ちで携われました。風間(太樹)監督は本当にピュアな方で。生方(美久)さんも同じ群馬でこんな才能を持った方がいたんだってうれしくなってしまって。(台本を)読んでいて楽しいなって思える作品でした」とコメントし、作品、スタッフともに、魅力あふれるドラマだったと絶賛した。
ほか、新人賞は、中川大志、芦田愛菜、松下洸平、岸井ゆきの、間宮祥太朗、奈緒が受賞した。
◆取材・文=NAGACO
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発売日: 2023/08/25