HKT48が16枚目シングル「君はもっとできる」を2月8日(水)に発売。卒業前ラストシングルとなる矢吹奈子と、初選抜入りを果たした6期生・最上奈那華へのインタビュー後編では、矢吹に最上の魅力やこれからのHKT48に期待すること、最上には初選抜の心境や卒業する矢吹へのお願いなどを聞いた。
最上奈那華、加入1年目での選抜入りに「驚き」
――最上さんは2022年4月に加入したばかりですが、今回の曲で初選抜ですね。
最上:加入してからの目標の一つだったんですが、選抜に入るということがこんなに早くかなうとは思っていなかったので、驚きもありました。うれしい気持ちもあったんですけど、その分やっぱりもっと頑張らなきゃって思いました。
――矢吹さんが期待を寄せる後輩の一人が最上さんだと伺いました。
矢吹:本当に前(列)にいて当たり前な存在って感じるくらい違和感がないんですよ。でも、裏で努力している部分もたくさん見ますし、とても花があります。本当に裏ですごく練習するんですよ。残っても練習するし、自主練にも来るし。だから、そういう練習を積み重ねていることで生まれてくる自信からなのか、ステージ上ですごく輝いているなって思います。これからが楽しみです。
矢吹奈子「奈那華は言われたことを100%受け止めちゃう」
――矢吹さんが直接何か教えたことなどは?
矢吹:「こうした方がいいよ」っていうのは、奈那華にはあまり言ってないですね。奈那華に言わないのは、本当に言われたことを100%受け止めて、そのまま考えちゃうというか、「こう言われたからこうしないと」ってなる子だなって。勝手に思っているんですけど(笑)。
最上:いや、その通りです(笑)。
矢吹:見ていて分かるじゃないですか、そういうことって。この子はこういうタイプだなとか、こういう性格だよねとか。奈那華は「この先輩にこれ言われた」「この先輩にはこう言われた」ってなったら、「じゃあ全部やろう!」って100%取り入れちゃうと思ったんです。
でも、それをやっていたら自分がなくなっちゃって作られたものになるだけだから、ファンの方人もそれを見たいわけではないだろうし、奈那華らしいパフォーマンス、表現をしてほしいので、私はあまり言わないようにしていました。自分で見つけられそうだし。