矢吹奈子と最上奈那華は同い年
――前回インタビューさせていただいた時は6期生に会う前で、矢吹さんは「先輩らしいことができるか不安」と言っていましたが、先輩らしくしっかり後輩を見ているようですね。
矢吹:でも、(奈那華の方が)年上なんです。不思議ですね。
――同じ年に生まれていますが、最上さんが早生まれなので学年で言えば上になりますね。では、アイドルとしての矢吹さんはどんな先輩ですか?
最上:ずっと明るいです。楽屋でもずっとおしゃべりしているし(笑)。あと,最近コンサートとか多かったので、奈子さんは東京へ行ったり福岡に行ったりとすごく忙しい時期だったと思うんですけど、リハとかではもう振りがちゃんとできていて完璧なんです。そういう部分はすごく憧れます。
矢吹:恥ずかしいですね…(笑)。
矢吹奈子「不安を払拭できるくらいのHKT48になってほしい」
――今は矢吹さんに憧れてアイドルになる人も多いですよね。
最上:多いと思います。
矢吹:昔では考えられないですね。だって、自分がまず指原(莉乃)さんに憧れて入ったわけだし、入った当時なんて子供みたいな感じでしたよね?
――まあ、そうかもしれないですね(笑)。
矢吹:本当に鬼ごっこしたり、何も考えずにやっているんだろうなって周りが見ても思うくらい、本当にただただがむしゃらにやっていただけだったので。まさか、こんな自分たちを見て憧れて入ってくる子がいるんだっていうのが不思議でたまらないです。
――卒業した後のHKT48について心配などはないですか?
矢吹:心配な部分はあります。(本村)碧唯さんも卒業発表されたので、今まで前を走っていた方が卒業されて、私自身も不安ですし、メンバーも絶対に不安になっていると思うし、ファンの方も見ていて最初は「大丈夫なのかな?」って思うと思うんです。
ライブになったら、元キャプテンがいなくなって、1期生も全員いないわけですし、「これからのHKT48はどうなるんだろう?」って。不安な気持ちは全員あると思うので、それまでに不安を払拭できるくらいのHKT48になっていてほしいです。だから、私は卒業までいろんなことを教えたいですし、何かできたらなって思います。