俳優の生田斗真が2月6日、都内で行われた映画「湯道」(2月23日公開)の公開直前イベントに、共演の濱田岳、橋本環奈とともに出席した。
映画『湯道』がイタリアの映画祭に出品
国内外問わず数々の賞を総なめにした「おくりびと」(2008年)の脚本を手掛け、ご当地キャラクターブームを牽引した「くまモン」の生みの親でもある小山薫堂氏が、日本の文化「お風呂」について精神や様式を突き詰める新たな道・「湯道」を、完全オリジナル脚本で映画化した本作。心も身体もシットリ感動、ホッコリ幸せな気分に整う、“お湯”を愛するすべての人々に贈るお風呂エンタメとなっている。
主人公・三浦史朗役を演じる生田は、本作を鑑賞した観客の前に登壇すると「この映画を見終わったあとに“銭湯に行きたい”と思ったり、いつもシャワーで済ませるお風呂だけど、頑張ってお風呂を磨いて湯船に浸かりたいなと思っていただけたら嬉しいなと思います」とあいさつ。本作が第25回ウディネ・ファーイースト映画祭コンペティション部門へ出品されることが発表されると「(複数人で同じ)湯に浸かるって日本独特の文化でもあると思うんですけど、この映画が海外の方にどういう風に捉えていただけるのか興味深いですね」と期待を寄せた。
生田、入浴後はワイパーで水滴除去「水垢とかのちのち大変じゃん」
また、自身にとって風呂はどんな存在か尋ねられた生田は「僕はお風呂が好きで、夜寝る前と仕事に行く前の朝の2回入るので、割と“オフラー”だと思いますね」と打ち明け、お風呂に対するこだわりやルーティーンなど、自身にとっての“湯道”はあるかと追求されると「お風呂は嗜みですから、お風呂に入ったあとは必ずお風呂場の水滴をワイパーでファッファッファって拭いて、きれいにしてから出ますね。床もやっちゃうから」と告白。「水垢とかのちのち大変じゃん。そうなる前に水滴を取る」とこだわりを明かした。
イベントでは、トータライザーを持った100人の観客に向けて、“お風呂”や“湯道”にかけたお題で3人が質問を考え、「はい」か「いいえ」の答えが設定された目標人数に近い人が勝利という直感力勝負が行われ、例題として生田が「生田斗真よりなにわ男子が好き。0だと思いますけどね」と質問すると、18人が「はい」と答え、これに生田は「帰れ!結構いるな」と声を荒らげて笑いを誘った。なお、景品が超豪華な温泉旅館のペア宿泊券だと発表され、がぜんやる気を見せた生田だったが、惜しい回答を1度も出すことができず肩を落とした。
◆取材・文=風間直人