先輩たちが挑戦した「伝統のパフォーマンス」を披露
ここから進行を引き継いだ平尾&平岡は、ステージ脇に置かれた“めくり”が、実は藤嶌が書いたものだと言及。藤嶌は、普段習字では使わないカタカナに苦戦したと話した。
そのめくりに書かれていた最初のおもてなしは「伝統のパフォーマンス」。かつて、けやき坂46がZeppツアーで挑戦したマーチングドラムやカラーガードを披露するという。当時、けやき坂46はエンターテインメント集団を目指していたという経緯があるが、奇しくもそのころのメンバー数と同じ12人で、同じパフォーマンスに挑戦することになった。竹内は、このおもてなし会の練習中に一期生の佐々木久美と東村芽依がやって来てアドバイスをくれたことも報告した。
VTRでけやき坂46時代のパフォーマンスの模様が紹介された後、ドラムを抱えた石塚、小西、清水、竹内、平尾、藤嶌が登場。ソロ演奏やコンビネーション技など、さまざまな見せ場を作って観客を楽しませた。
続いて岸、正源司、平岡、宮地、山下、渡辺がフラッグとライフルを使ったカラーガードを披露。先ほどは特技のバトンを回していた宮地は、ライフルを空中に投げて見事にキャッチした。
最後は、12人全員でダンストラックを踊る。2022年12月に行われた「ひなくり2022」でもダンストラックを踊っているが、今回はフォーメーションダンスを軸にした構成で、四期生のチームワークを見せた。
パフォーマンスを終え、石塚は「10kg近くある太鼓を持ちながら、みんなで重いねって言いながら協力しあえました」と苦労を語った。
宮地はバトンとライフルの違いに苦戦したと語りながら、中学時代にカラーガードで全国大会に出場した経験のある東村芽依から指導してもらい、「それを励みに頑張ることができて、最後もキャッチできてよかったです」と話した。
また、ダンストラックのレッスン中に同期から励ましてもらったという岸は、「ほんとに誰も置いてかないグループなんだなと思って、密かに感動してました」と明かした。
いきなり即興劇、私服ファッションショーも披露
次のおもてなしは「いきなり即興劇」。ここからは宮地と藤嶌がMCを担当。くじ引きで「誰が・どこで何を・どうなった」という3つのお題の内容を決め、それに沿って二人一組で即興演劇を披露するという企画だ。このコーナーに関しては練習を一切していないぶっつけ本番。前日に挑戦した6人に代わり、この日は石塚&清水、宮地&岸、小西&正源司の3組が挑戦した。
石塚&清水は、「付き合いたてのカップルが、英語しかしゃべれない場所へ海外旅行に行って、大雨が降ってきてびしょ濡れになって告白した」というお題。ともにチアリーディング経験者でライバルを自認している二人だが、徐々に緊張で震え出した石塚を清水がサポートし、無事に最後まで完走した。
宮地&岸のお題は「声が大きい店員さんとお客さんが、遊園地に遊びに行って、とても面白いダジャレを言ってしまった」。岸は車の販売員を自由に演じ、ラストはやけくそ気味に「ぐるぐるくるまー」というダジャレで締めた。
小西&正源司のお題は「優しい部活の先輩と後輩が、キャンプ場で料理をしていると、大勢の敵が襲ってきたが二人でやっつけた」。ともに兵庫県出身のペアだが、正源司がストーリーを考え、小西が関西弁で先輩を演じた。
次の企画「私服ファッションショー」では、それぞれ私服に着替えたメンバーたちが会場2階のスタンド席をぐるっと一周し、ファンと間近でコミュニケーションを取った。
SMR(SME)(D)