ミニライブでういういしいパフォーマンス見せる
最後のおもてなしは「ミニライブ」。お待ちかねの時間の到来に、ファンから大歓声が上がった。ライブが始まる前に、VTRでこれまでの四期生の歩みを紹介。2022年8月に研修合宿を行ってから、ミュージックビデオ撮影や冠番組「日向坂で会いましょう」の初収録、代々木第一体育館で行われたグループのツアーファイナル公演でのお披露目など、怒涛の約半年間を過ごしてきたことが、その裏側とともに映像で伝えられた。
このVTR終わりで日向坂46のOvertureが流れると、ファンは「日向坂! フォーティーシックス!」と大コール。3年ぶりの声出しライブにボルテージが高まる。四期生たちが最初に歌ったのは、彼女たちが初めてもらったオリジナル曲「ブルーベリー&ラズベリー」。曲終わりのMCでは、小西が今回は観客のコールが聴こえてきてうれしかったと感想を述べた。あらためてミニライブの意気込みを聞かれた山下は、「日向坂46四期生、仲良しです。みんなが優しくて助けられているので、この12人の温かい思いを皆さんに届けられたらなって思っています」と宣言した。
続く2曲目は「ドレミソラシド」。爽やかな曲調で、日向坂46のグループカラーを現す一曲。夏が大好きで元吹奏楽部でもある正源司がセンターを務め、イントロの指揮者の振り付けもこなした。
宮地のむちゃ振りで山下&宮地がキュンのせりふ
3曲目は「キュン」。日向坂46のデビューシングルにして代表曲のセンターを担当したのは藤嶌。笑顔いっぱいでパフォーマンスし、サビ前の「かわいい」というセリフには会場から「フゥー」という歓声を受けた。なお、二番の「好きだよ」というせりふは正源司が担当した。
ここで再びMCを挟む。「ドレミソラシド」でセンターを務めた正源司は「一番最初に合奏するところでみんなが目を合わせてくれた瞬間、すっごい笑顔なんですよ。ほんとに私、楽しくてしょうがないって気持ちで踊りました」、「ドレミソラシド」でセンターを務めた藤嶌は「合宿とかでもさ、大喜利とかしたじゃん。そういう全部積み重ねたものがここで発揮できたかなと思います」と語った。
また、宮地のむちゃ振りで山下と宮地がキュンのせりふを言うと、石塚と渡辺が流れ弾を被弾。二人とも大照れしながら「かわいい」と言うと、会場が大盛り上がりした。
4曲目は、日向坂46の楽曲の中でももっとも大人っぽい恋愛ソング「こんなに好きになっちゃっていいの?」。小西をセンターに、切なく激しくパフォーマンスした。
ダンストラックを挟んで5曲目は「青春の馬」。グループを象徴する応援歌で、四期生は研修合宿のときからこの曲を練習していた。センターは清水で、曲中に清水から手を引かれて前に出る役は渡辺が務めた。
この曲を歌い終えてから、メンバー一人一人がマイクを通して観客にメッセージを伝える。先頭の石塚をはじめ、多くのメンバーが涙を流しながら熱い思いを打ち明けた。
SMR(SME)(D)