放送中の「『東京リベンジャーズ』聖夜決戦編」(毎週土曜深夜2:08-2:38ほか、MBSほか/ディズニープラスで定額制見放題独占配信)で、主人公・タケミチが未来を変えるために奔走している中、一番厄介な存在が“稀咲鉄太”という人物。ヒナタを守るためにいろんな策を練るタケミチを、いつも先回りして妨害する稀咲はまさに“元凶”といえる。最新回の第30話でもあっさりとタケミチたちを裏切り、稀咲らしさを発揮していたが、そんな稀咲の声を担当しているのは、声優・森久保祥太郎。今回は森久保の魅力を掘り下げてみたいと思う。
声優デビュー前には劇団を旗揚げ
1974年2月に東京で生まれた森久保は、小学生の頃に習い事感覚で英語演劇を始めたり、中学生の頃にバンドを組んだりしていて、演技や音楽に対する興味は幼い頃から持っていたようだ。声優としてデビューする前、1992年に劇団「おにぎりスキッパーズ」を旗揚げするなど、やりたいことに対して10代後半の頃から積極的に行動に移していた。
そして1996年、「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」のミニ四ファイター役で声優デビューを果たす。役者としての演技経験はあってもアフレコはこの時が初めてということで、やり方の違いに戸惑うことも多かったという。しかしその時の経験が生かされ、声優の世界へと入り込んでいく。1997年に子ども向けバラエティー番組「おはスタ」のナレーションを務め、この頃に声優事務所「シグマ・セブン」に所属することとなる。1998年には「おはスタ」の怪人ゾナーを演じ、劇場アニメ「スプリガン」とTVアニメ「魔術士オーフェン」で主役に抜てき。声優として順調に、本格的に活動が行われるようになった。
2000年には「ロックマンX5」の主題歌を、バンド・Mosquito-Milk(モスキートミルク)として担当するなど、“音楽”も仕事として組み入れられるようになり、2001年にカプコン セルピューターレーベルからソロデビューも果たしている。この2001年にはもう一つ新しいことにチャレンジしていて、それがラジオDJである。bayfmで番組が始まり、ここでも才能を発揮し、以後ラジオの仕事も森久保の大きな柱の一つとなっている。
代表作の一つ・奈良シカマル役との出会い
2002年から「NARUTO -ナルト-」の奈良シカマル役を担当。2017年まで続く代表作の一つとなった。2005年には「メジャー」で茂野吾郎役を務め、こちらも人気シリーズとなり、2010年まで続くこととなった。アニメの他に洋画や海外ドラマの吹き替えも行っているが、人気ドラマ「クリミナル・マインド FBI行動分析課」のシーズン1から登場しているDr.スペンサー・リード役も長期シリーズとなって、その役が定着している。
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「東京リベンジャーズ」の他にも「文豪ストレイドッグス 4thシーズン」や「スパイ教室」「もののがたり」など、1月スタートの国内アニメを多数ラインアップ
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