TVアニメ「『東京リベンジャーズ』聖夜決戦編」(毎週土曜深夜2:08-2:38ほか、MBSほか/ディズニープラスで定額制見放題独占配信)の第31話「Sibling rivalry」が配信中だ。“聖夜”を迎え、決意を胸に教会へ向かったタケミチと千冬。しかし稀咲に裏切られ、大ピンチに。柴八戒が黒龍(ブラックドラゴン)の総長である兄・大寿を殺すことを阻止したが、稀咲が柚葉をけしかけて、八戒ではなく柚葉が大寿を刃物で刺すという事態に…。そして絶体絶命ともいえる状況下、“我らがヒーロー”タケミチが尋常じゃないハートの強さ、粘り腰で大寿に立ち向かう展開に胸が熱くなり、いつの間にかテレビ画面に向かって思わず「頑張れ、タケミチ!」と応援している自分がいた。(以下、ネタバレを含みます)
「東京リベンジャーズ」とは
同作は、2017年から2022年まで5年半にわたって「週刊少年マガジン」で連載された和久井健によるコミック「東京卍リベンジャーズ」が原作。「8・3抗争編」と「血のハロウィン編」が2021年4月から9月にかけて放送され、アニメのみならず実写映画・舞台などマルチにコンテンツ展開された。
25日の深夜、教会の中にいるのは大寿、八戒、柚葉、そしてタケミチの4人。急所は外れたが刃物で刺された大寿は「柚葉、オマエを殺す」と涙を流しながら殺気立っていた。そして柚葉に容赦なく拳を振り下ろす大寿。家族の大切さを訴えて大寿を止めようとするタケミチだが、「それがウチら兄弟の選んだ道だ」と柚葉も受け入れようとはしなかった。
その時、タケミチは気付いた。キーは“柚葉”だと。元の歴史でも稀咲にそそのかされて大寿を殺したのは柚葉で、大寿を殺したことを知っている八戒は柚葉をかばい、真実を知る稀咲の言いなりに成り下がってしまった。そして、八戒は柚葉を守るために、黒龍を継ぎ、東京卍會を悪に染めてしまった、と。そう考えた結果、タケミチは自分が大寿をぶっ飛ばすことを決意。柚葉を守ることで、八戒が悪に染まらないと思ったからだ。
壱番隊隊長が見参!
そんな時に意外な人物が現れた。東卍の弐番隊隊長・三ツ谷隆だ。三ツ谷は東卍と黒龍の休戦協定を結んだ張本人だが、それよりも“兄が妹に手を上げる”ことの方が許せない、と大寿にタイマン勝負を挑んだ。体格も含めて圧倒的に不利な状況だが意地で渡り合っている。
そこに千冬も教会に現れた。三ツ谷を呼んだのは千冬だった。頭が良くて計算もできる三ツ谷が無謀だと思われる大寿とのタイマンを挑んだのは、八戒にその姿を見せるためだと千冬は伝える。“三ツ谷くんは負けない!”とタケミチや千冬は信じていたが、大寿相手にそう簡単にはいかない。「そろそろ終わらすわ」という大寿の言葉を合図に、潜んでいた黒龍の乾が姿を表し、鉄パイプで三ツ谷を思い切りぶっ飛ばした。さらに“25日の深夜、教会に大寿が一人でいる”という情報を10万円で売ってきた九井も登場。
しばし作戦会議となったが、この時、タケミチは淡い期待を抱いていた。三ツ谷がやってきたということは、後でマイキーやドラケンもやってくるものだと。しかし、三ツ谷は東卍とは関係なく一人でやってきたことを告げる。一気に絶望の淵に立たされたタケミチだが、千冬が乾を、タケミチが九井を押さえつけ、三ツ谷が八戒を巻き込み、二人がかりで大寿を倒す作戦を立てた。三ツ谷の「柚葉を…姉ちゃんを守る為に力を貸してくれ八戒!」という言葉が八戒を動かすと誰もが思ったのだが、それでも八戒は動けなかった。
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「東京リベンジャーズ」の他にも「文豪ストレイドッグス 4thシーズン」や「スパイ教室」「もののがたり」など、1月スタートの国内アニメを多数ラインアップ
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