漫画「ダブル」舞台化、和田雅成と玉置玲央が天才役者とその代役演じる
和田雅成と玉置玲央がダブル主演を務め、井澤勇貴が出演する舞台「ダブル」が、2023 年4月1日(土)から4月9日(日)に東京・紀伊國屋ホールにて上演されることが決定した。
異色の演劇漫画が舞台化
原作は、天才役者とその代役という特異な関係性を鮮烈に描き、第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で優秀賞を受賞した野田彩子による同名漫画。天性の魅力で徐々に役者としての才能を開花させていく無名の役者・宝田多家良と、その才能に焦がれ彼を支える役者仲間の鴨島友仁。ふたりでひとつの俳優が「世界一の役者」を目指す異色の演劇漫画となっている。
宝田多家良役を和田雅成、鴨島友仁役を玉置玲央が演じ、彼らの俳優仲間である轟九十九役として井澤勇貴が出演する。脚本は青木豪、演出は劇団「柿喰う客」の中屋敷法仁。また冷田一恵役として護あさな、今切愛姫役として牧浦乙葵、飯谷宗平役として永島敬三が出演する。
また来場者特典として原作の野田彩子描きおろし「ダブル」非売品オリジナルイラストカードがプレゼントされることも決定した。
原作・野田彩子 コメント
プロットを見せていただいて、せっかくなので舞台だから、演劇だからできることをやってくださいとお願いしました。脚本の第一稿を拝読したとき、間違いなく誰も観たことのない「ダブル」がそこにあって嬉しかったです。私の見ていないところでも、みんな生きていてくれたんだと思いました。
多家良、友仁、愛姫、九十九、冷田、飯谷、そして舞台上には登場しない、でもそこにいる人たちを、「ダブル」を楽しみにしています。