俳優の奈緒が2月25日、都内で開催された映画「#マンホール」公開御礼舞台あいさつに、Hey! Say! JUMPの中島裕翔、熊切和嘉監督と共に出席。同作品には声だけの出演ということが発表され安堵したことを打ち明けた。
本作は6年ぶりの映画主演となる中島が、勤務先での営業成績はNo.1、上司や同僚の信頼も厚く、さらには社長令嬢との結婚も決まっていたが、結婚式前夜のサプライズパーティーの帰り道に酒に酔ってマンホールに落ち、幸せな絶頂からどん底に転落してしまう川村俊介を演じる。
声だけ出演発表され「やっと言える…」
舞台あいさつで、声だけの出演だったことが発表された奈緒は「やっと言える…。『面白そうだね』って言われたら、心臓がバクバクして『面白いですよ…』しか言えなくて(笑)。こんなに心が楽な上映後はうれしいですね!」と笑顔。
これまでの宣伝活動について「一番最初の番宣が『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)だったんですけど、(中島とは)『はじめまして』だったんです(笑)。『あたかも撮影してきた』という空気をあの番組で作らせてもらって、番宣すればするほど私が出ていると思ってもらえたので、楽しく番宣させていただきました」と振り返る。
また、中島から「(作中には)アイコンしか出ていなかったのに、一緒に秘密を守る仲間として、こんなにたくさん稼働していただいて」と労いの言葉を掛けられると、「なかなかこんなことはないですし、すごく楽しかったです!」と声を弾ませた。
説明書がドイツ語で湯たんぽの使い方わからず
同イベントでは、「ベルリン映画祭」に参加していた中島、熊切監督から奈緒が土産を受け取る一幕も。中島は「これは湯たんぽなのですが、説明書がドイツ語なので使い方が分からないです…」と苦笑い。これに奈緒は「勉強します(笑)。ありがとうございます!」と笑顔で応えていた。
◆取材・文=大野代樹