<どうする家康>木村昴、“槍もトークも一級品”渡辺守綱の役作りについて語る「役のイメージは“ガキ大将”とも照らし合わせながら」
松本潤が主演を務める大河ドラマ「どうする家康」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第8回「三河一揆でどうする!」が2月26日に放送された。松平家家臣で、戦場では先鋒を務める大男・渡辺守綱を演じる木村昴からコメントが届いた。
「どうする昴!?」と思ったところからスタートしました
――大河ドラマ出演にあたってのお気持ちをお聞かせください。
昨年の「鎌倉殿の13人」に続き、2年連続で大河ドラマに出演させていただくことができ、大変光栄にうれしく思っております。前作では、1回のみの出演でセリフも3行ほどだったので、今回も「わずかでもお力になれれば…」くらいの気持ちでいたのですが、台本を束でドーンといただきまして、結構出てくる役なのだと悟りました。うれしい反面、「どうする昴!?」と思ったところからスタートしました。
4作品くらい大河ドラマのオーディションに挑戦したことがあった
――大河ドラマへの思いをお聞かせください。
私が小学生の頃にさかのぼるんですけれども…僕の祖父は大河ドラマが大好きだったんです。当然毎年欠かさず見ていましたし、関連書籍やその歴史の文献も並行して読みながら見るくらい、それはもう熱烈なファンだったんです。ですから、僕もいつしか「大河ドラマかっこいいな」「いつか僕が出てる大河ドラマをおじいちゃんに見てほしいな」という気持ちが自然と芽生えていきました。
実は小学生の頃に、子役として4作品くらい大河ドラマのオーディションに挑戦したことがあったんです。しかし、自分で言うのも変ですが、当時から日本人離れした顔立ちをしていたため、時代的にも時代劇にも合わないと言われ、なかなか役に恵まれなかったんです。ですが時代が回り、この顔でも大河ドラマに出られるようになりました(笑)。昔挑戦した経験があるからこそ、こうして大人になって出演できることが本当にうれしいです。