シンガー・ソングライターのピコ太郎が27日、都内で行われた「キットカット」日本発売50周年記念 『キットカット ミニ よくばりダブル』新製品発表会に出席した。同イベントではピコ太郎は、キットカットの特徴である「2つの味の組み合わせ」を楽しく伝える公式アンバサダーとして登場した。ピコ太郎のお面をつけたピコ面ダンサーズと一緒に、2016年に世界的なブームとなった「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」をアレンジした「PPAP キットカット よくばりダブルver.」のダンスパフォーマンスを披露した。
2016年に世界的な大ブームとなった「PPAP」
商品名の「ダブル」にちなみ欲張って成功したことを問われたピコ太郎は、「大きな成功はひとつしかない」と前置きした上で、「PPAP」は「ペンパイナッポーアッポーペンって僕にとっては何の意味もないし、アッポー(アップル)の曲とパイナッポー(パイナップル)の曲の合同で出してみたら、あんなことになった」と当時の世界的大ブレイクを回想。「ダブルって掛け算であり足し算だと思うので、掛け算が世の中で伝播すると最終的に天文学的な数字になるって事を体験できたので、明日死んでも大丈夫です。それくらい良い経験ができたと思う」と話した。
現在も「PPAP」の動画再生数は伸びており、今年も様々なコラボを予定している事を告白。ピコ太郎は「日本から海外の方も、やっと動けるようになってきたので、その動きをまた発表できると思います」と自信をにじませていた。
ほろ苦い思い出の原因は「欲張り」
イベントでは、「欲張り過ぎた失敗談」を問われると、プロデューサーである古坂大魔王の小学2年生の時のほろ苦いエピソードを披露。当時在学していた小学校の双子の美少女のどちらも好きになってしまい、両方の女子に告白したと言い「全女子から嫌われました」と暴露し、会場の笑いを誘っていた。
同製品は1973年の発売開始から今年で50周年を迎え、3月1日に新商品が発売されるほか、同社のブランドサイトで本日より古坂とピコ太郎が出演する「よくばりダブル 誕生!?」篇、3月6日には「PPAP キットカット よくばりダブル ver.」の映像が順次公開される。