明石家さんまが、2月28日に都内で開催された「東京ドームシティ内 新劇場概要発表会見」に出席し、2024年オープン予定の東京ドーム×吉本興業グループによる新劇場「IMM THEATER」の“DM”(Don't Manager)に就任したことなどを発表。劇場の概要発表後、さんまが記者からの質疑応答に応じた。
さんまにとって劇場は「育った場所」
「さんまさんにとって劇場とは?」という質問に、さんまは「育った場所。今テレビではコンプライアンス問題で言っていいことと言っちゃ駄目なことがあって、言っちゃ駄目なことのほうが多くなり過ぎて。劇場ならまだテレビよりも言えることは言える場だと思っているので、自分の育った場所でまたやりたいという気持ちです」と、劇場への思いを明かす。
また、今後IMM THEATERを使ってやってみたいことについては「もちろんコントなど、お笑いのほうの舞台を押していきたいんですけど、もういろいろとお話がきたりしているみたいで、笑いだけじゃなく各事務所の方がいろいろやらせてくれないか、と。その中に、うわさでは大竹しのぶさんのワンマンショーも入っているらしいんですよ。それは断らせていただこうと思っております。申し訳ないです。あの人がコンサートをやると俺、出ないといけないんです」と苦笑いしつつ、「僕がやるのは笑いですけど、涙ならびに感動は他の人に任せたいと思います。多目的ホールなんで」と、いろいろなことができる劇場であるとアピールした。
今後活躍しそうな芸人は「僕です」
さらに、同時中継が行われていた吉本興業のメタバース空間「月面劇場」からも質問が。「今後この劇場(IMM THEATER)で活躍しそうな芸人は誰ですか?」という質問に、さんまは「僕です!」と即答。
続けて「そりゃ僕の劇場なんで。もっと活躍します!まだちょっと“余白”が残っているんですって。占い師に言われました」と飽くなきお笑いへの情熱を見せつつ、「でも、岡本(昭彦)社長とも話しているんですけど一つのパッケージで、若手たちにいっぱい出ていただくという構想はあります。だから誰が出てくるのか、この劇場からスターを出したいというのも事実です」と、きちんと後輩たちのことも考えているということを打ち明けた。