TBSで3月7日(火)にスタートするMBS/TBSドラマイズム「往生際の意味を知れ!」(毎週火曜深夜0:58-1:28、TBSほか)の完成披露トークイベントが3月2日に都内で行われ、W主演を務める見上愛と青木柚、共演の樋口日奈、三山凌輝が登壇した。
元カノ×元カレの狂気の“やり直し”ラブストーリー
週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)で連載中の「往生際の意味を知れ!」は、見上演じる謎多き美女・日下部日和と、別れた日和が忘れられず元カノの信徒と化した青木演じるサラリーマン・市松海路を主人公に描く狂気の“やり直し”ラブストーリー。
謎多き美女・日和を演じる見上は、「原作漫画を読みながら私も日和に振り回されたので、印象的に演じられるか不安でした。(ビジュアルも個性的なので)出オチになるのが怖くて、探り探り演じました」と告白。そんな日和に振り回されるサラリーマン・海路を演じる青木が、「撮影は日和に振り回される毎日で感情がドタバタしました。悪い顔やたくらんだりする顔を見せる日和に途中からはテンションが上がってきた」と明かすと、すかさず見上は「ドMですね…」とニヤリとしていた。
海路の同僚・典子を演じる樋口は、「全員が狂っているドラマですが、そんなキャラクターの中でも八幡典子は皆さんに共感してもらえるような役です。柚君が振り回されているのを『大変そうだな…』と思いつつも応援しながら見守っていました」と振り返った。海路の後輩で俳優の榊田正史役の三山は、「雰囲気や性格面で共通点があったので、それを意識して演じました。ただ素で演じ過ぎると自分になり過ぎて面白くないので、その点はセリフと脚本に助けられました」とコメント。それに青木は「俳優役をやるには華がある人じゃないと無理なので、その点でも凌輝君はピッタリ。凌輝君からは異端な要素も感じるし、榊田正史が俳優として積み上げてきた立ち振る舞いも、凌輝君がやるから説得力があると思った」と絶賛していた。
青木柚、映画鑑賞後のルーティンを告白
またドラマの内容にちなんで「執着しているものやこだわっているもの」を聞かれた見上は「食べ物と洋服」といい「特に食べ物は美味しいものを食べることに執着していて、家で同じメニューを何日も作って、美味しくなるまでそれを続けます」とこだわりを紹介。映画好きの青木は「一人で映画館という空間で作品に没入して、見終わったらすぐにヘッドフォンをつけてノイズキャンセリング。観終わった後に周囲の感想を耳に入れたくないから」と映画鑑賞ルーティンを告白した。
樋口は「目覚ましのかけ方」にこだわりがあるそうで「一度の目覚ましで起きるけれど、心配性なので5分間隔で目覚ましをかける。そして家を出る時間にもかける」と発表。三山は「着ていく服のトータルコーディネートが定まらないと家を出たくないので、着ていく服は前日に決める。トータルコーディネートが決まらないと家を出られません」とファッションに強い執着を見せ、キャスト陣それぞれが物事にこだわりを持っていることから「僕らはこのドラマにおいては、選ばれしキャストかもしれない」と納得していた。