長寿番組はスタッフのおかげ「ちゃんとマンネリに対しては楽しんでやる」
――そういった意味では、ネプチューンとして出演されている番組は軒並み長寿番組ですよね。
それはもう、本当にスタッフさんのおかげですよ。恵まれてると思いますし、すごく感謝しています。そもそも、テレビ番組って、ディレクターさんのものだと僕は思ってます。だからなるべく、ディレクターさんの意向を汲みながらやりたいと思っていますし、その人に怒られて「これはやらないでください」と言われたらやらないですね。
――長寿番組をやっていくうえで、マンネリ化しないように意識されていることはあるのでしょうか。
“良いマンネリ”だったらよいと考えてますね。放送の中で使われてるということは、マンネリだけど、「求められてるマンネリ」ですよね。なので僕は、自分の中で飽きても、ちゃんとマンネリに対しては楽しんでやるようにはしています。
30周年のネプチューン、長く続いた秘訣は「嫌に思うところは追及せず、良いところを見るように」
――1993年結成のネプチューンさんは今年結成30周年を迎えています。キャラクターがそれぞれまったくと言っていいほど違うお三方ですが、長く続けてこられた秘訣は何だと思いますか。
(ポジティブな意味で)あまり干渉しないようにしてきたこと、喧嘩を避けてきたことだと思います。あと、3人組というのも、大きかったのかもしれないです。ネプチューンの前は(原田)泰造とフローレンスというコンビを組んでいたんですけど、2人組の時よりなんとなく居心地がいいんですよね。コンビの場合は相方しかいなくて比重が重くなるけど、トリオだと自分以外に世界が2つあるから分散するというか。
――30年の活動の中で、メンバーの関係性は変化しましたか。
昔はネタやコントをずっとやっていましたけど、今は全然やってないし、テレビでもネプチューン3人の関係性を見せる機会がないから、それぞれ巣立っていった“家族”みたいな感覚です。いつも一緒にいなくても、家族は家族ですし、どこかで分かり合えてるというか。それにお互い、一緒にいて楽しいし面白いと思ってるし、嫌に思うところは追及せず良いところを見るようにもしていて。一時期、3人ですっごい褒め合ってた時期もあるくらいで(笑)。そういう関係性になれたのが、長く続けてこれた秘訣なのかもしれないです。
――30年の節目に3人で何かやりたいことがあればお聞かせください。
特にないですかね。たぶん他の2人も「何もない」と言う気がします(笑)。節目とすると、「じゃあ、そこから先はどうでもいいのか」となっちゃいそうなので、この状態がずっと続けばいいなという気持ちです。だから特別、“30周年”を自分たちの中で意識していないですね。
――堀内さん個人としては今後やりたいことはありますか。
そりゃもう、いっぱいありますよ。出たことのないテレビ番組に出たいし、レギュラーもほしい。そういった願望は、ずっと昔から変わってないです。かといってすごい忙しいのも嫌だけど(笑)、刺激がある日々を過ごせたらと常に思っています。
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