3月8日、放送中のドラマ10「大奥」(毎週火曜夜10:00-10:45、NHK総合)のファンミーティングが実施され、冨永愛、堀田真由、仲里依紗が登壇した。
“令和の将軍”スタイルで登場した3人
この日、3人は「令和に将軍が着るとしたら」というテーマに沿ったファッションで登場。緑を基調とし、花模様がかわいらしい装いの堀田は、「ポスターで着ている打ち掛けにはお花の柄が施されているので、お花の模様にしました」と、衣装をチョイスした理由について説明。その場でくるっと回って衣装を披露すると、会場は拍手喝采となった。
そして、仲は「綱吉はポスターではピンクだったので、ピンクを基調としたプッチ柄の衣装で来ました。あと、肩がワンショルダーになっているのは、綱吉は色っぽいシーンが多かったので、艶やかな感じで」と説明。髪もブーツもキュートな蛍光ピンクという、ポップなスタイルで魅了した。
また、冨永は黒一色のパンツスタイルで登場。「やはり吉宗は黒の打ち掛けがチャームポイントだったので...」と説明し、その場で一周して見せると、その驚異のスタイルに会場は騒然。仲は「すばらしいです。(冨永さん以外)誰にも着られないです!」、堀田も「かっこいいです」と、目を輝かせ、その着こなしに称賛を送った。
「大奥」出演決定時の感想は?
出演が決定した際の思いについては、「時代劇は何度か経験させていただいたことはあったのですが、まさか自分が将軍を演じる日がくるとは思っていなかったので。しかも将軍というだけではなく、家光には壮絶な過去があって、男装をしていたり、いろんな要素があったので、プレッシャーはありつつも本当にすてきな役柄をいただけたなと」と語った堀田。「『鎌倉殿の13人』でご一緒させていただいたスタッフさんが『大奥』でもたくさんいらっしゃって、時々“比奈”って呼ばれてました(笑)」と、裏話も明かした。
同じく「大奥」出演時の心境を問われた仲は「『え、仲里依紗が将軍? まじ?』みたいな。視聴者のみなさんと同じだと思います(笑)」と答え、会場は爆笑の渦に。そして、冨永は「私は役柄を聞く前に、よしながふみさんの『大奥』の役をお願いしたいです、という形でお話をいただいたので、まず原作を読んだんですよね。で、どの役だろうと考えながら読んでいて、『いやもう、これしかなくない?』って思ったのが、吉宗だったんです(笑)。でも、俳優の経験もあまりないですし、時代劇もやったことがないので、まさかなって。でも、自分のパブリックイメージと近いのは吉宗で」と、当時の心境を告白した。