小説サイト「野いちご」で連載され、累計発行部数30万部を突破した汐見夏衛の「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」(スターツ出版)がグローバルボーイズグループ・JO1の白岩瑠姫と、モデルとしても活躍する久間田琳加のW主演で映画化されることが決定した。監督は「劇場版 美しい彼~eternal~」(4月7日[金]公開)の公開も控える酒井麻衣。
JO1のメンバーとして映画初主演を務める白岩
白岩は、JO1のメンバーとして本作が映画初主演となる。白岩が演じるのは、自由奔放で絵を描くことが好きな銀髪の高校生・深川青磁(ふかがわ・せいじ)。クラスの人気者で、久間田演じるクラスメイトの茜に「嫌い」だと正面から告げるようなはっきりとした性格ながら、謎めいた一面もある複雑な役柄だ。青磁を演じるにあたり、白岩は自身のトレードマークでもあるハイトーンの髪色と、その透明感あふれる儚いビジュアルで、まるで物語から飛び出してきたかのように作品の世界観をリアルに体現した。
久間田はマスクが手放せない女子高生を演じる
久間田が演じるのは、過去のある出来事が原因で、優等生を演じている女子高生・丹羽茜(にわ・あかね)。学校ではマスクが手放せず、本当の自分と周囲からのイメージのギャップに思い悩む、自由奔放な青磁とは正反対のキャラクターだ。久間田はマスクをなかなか外せない役柄という、実社会に生きる現代の若者の姿とも重なる難役をエモーショナルに表現。青磁と触れ合うにつれ心を開き、カラフルな世界の美しさに気付いていく。