4月9日(日)に放送される相葉雅紀主演のスペシャルドラマ「ひとりぼっち-人と人をつなぐ愛の物語-」(夜9:00-10:48、TBS系)の記者会見が都内で行われ、主演の相葉をはじめ、一路真輝、坂本冬美、そして同作のプロデューサーを務める石井ふく子氏が登壇。撮影現場での裏話や、ドラマの見どころなどについてたっぷりと語った。
石井ふく子氏が橋田壽賀子さんに捧げる愛の物語
人気シリーズ「渡る世間は鬼ばかり」をはじめとする数々の名作ドラマを世に送り出してきた石井氏が3年ぶりにプロデューサーを務める今作は、最も親交の深い脚本家であった故・橋田壽賀子さんに捧げる愛の物語。
心を閉ざした主人公・杉信也を相葉が演じ、ヒロイン役で上戸彩、物語の舞台となるおにぎり専門店「たちばな」の店主役で坂本、従業員役で一路が共演。脚本は、NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」(2010年)やNHK大河ドラマ「八重の桜」(2013年)、金曜ドラマ「コウノドリ」(第1シリーズ、2015年)を手掛け、第28回橋田賞を受賞し橋田さんと縁のある山本むつみが担当する。
相葉雅紀、石井ふく子作品初参加は「うれしい反面プレッシャーも」
冒頭、石井プロデューサーは「皆さんがとってもすてきに演じていただいて、私はとてもうれしゅうございます。本当にぜいたくな思いをさせていただきました。心と心を結ぶ“おにぎり”、それを今の時代の中で見ていただければ幸せだと思います」とあいさつし、会見がスタート。
本作でTBSドラマ初主演となる相葉は「石井先生の作品を見て育っている世代でもありますし、まさか自分が参加できる日が来るなんて想像もしていなかったので、うれしい反面プレッシャーもあって。ただ、やらせていただけるからには120%(の力を)注いで演じさせていただきました」とコメント。
また、通常は現場に手作りの“おにぎり”を差し入れするという石井プロデューサーだが、今回はドラマの舞台がおにぎり専門店であること、そして卵好きの相葉のリクエストに応え“卵サンド”を差し入れしたという。味を聞かれた相葉が「最高です!」と即答すると、石井プロデューサーは優しい笑顔を見せた。