俳優の町田啓太が3月14日、都内で行われた「ストップ・オレオレ詐欺47~家族の絆作戦~」(略称:SOS47)プロジェクトチーム決起集会に出席。特別防犯支援官を務める町田らが特殊詐欺被害防止を呼び掛けた。
SOS47は、2018年より全国で被害が相次ぐオレオレ詐欺などの特殊詐欺に関する知識や被害防止策をわかりやすく伝え、全国47都道府県警察と共に特殊詐欺被害を防止するための広報啓発活動を行っている。
決起集会には町田の他、特別防犯対策監を務める杉良太郎、特別防犯支援官を務める伍代夏子、城島茂、松本利夫、黒見明香(乃木坂46)、向井地美音(AKB48)、斉藤真木子(SKE48)、塩月希依音(NMB48)、福田朱里(STU48)、運上弘菜(HKT48)、吉原朝馬も出席した。
町田啓太「防犯機能付き電話をプレゼントしてみては」
町田は「今回私は、防犯機能付き電話機について紹介するチラシにも出演させていただきました」と報告し、「特殊詐欺の被害の多くは、自宅の固定電話にかかってくるたった1本の電話から始まることがほとんどです。防犯機能付き電話は、非通知の電話は着信拒否にできますし、自動で通話内容を録音してくれます」と説明。
「大切なご家族が詐欺被害に遭わないように、ぜひ、おじいちゃん、おばあちゃんに防犯機能付き電話をプレゼントしてみてはいかがでしょうか」と呼び掛け、「僕たち孫世代が発信していくことがとても重要になんじゃないかなと思います」と自身の考えを明かした。
乃木坂46黒見明香は若者へ訴える
また、黒見は2022年4月に成人年齢が18歳に引き下げられたことを挙げ、「親の同意なしにいろいろな契約ができるようになりました。今後、若者が被害に遭う特殊詐欺も増えているのではないかと危惧しています」とコメント。
「特殊詐欺というと、高齢者の方が被害に遭ってしまうというイメージが先行していますが、架空料金請求など、若者が被害に遭う手口もあるため、自分が被害者になる可能性があるということを、しっかりと若者にも広く伝えていけたらいいなと思っています」と意気込みを語った。
◆取材・文=山田果奈映
ソニー・ミュージックレーベルズ
発売日: 2023/02/22