広瀬すずが主演、King & Prince・永瀬廉が出演する火曜ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)の第9話が3月14日に放送され、思い合っている者同士の空豆(広瀬)と音(永瀬)の切ないすれ違いに視聴者が涙した。 (以下、ネタバレが含まれます)
仕事と音を同時に失いぼう然と涙を流す空豆
同作は、九州の片田舎で育った浅葱空豆(広瀬)が、幼なじみの婚約者を追って上京した先で、音楽家を目指す青年・海野音(永瀬)と運命的で衝撃的な出会いを果たすことから始まる「夢」と「恋愛」の物語。
第9話は、空豆と音にとってこれまでで一番の距離を感じる回となっていた。自分のデザインが久遠(遠藤憲一)に盗まれてショックを受けた空豆は、スタジオで音とセイラ(田辺桃子)が抱き合う瞬間を目撃してしまい、どん底の気持ちになった。ハグの真相は、セイラが空豆に好意を寄せていることを恥じて、音に気持ちを落ち着かせてもらっていただけだったのだが、空豆は葉月(黒羽麻璃央)へ「(仕事も恋も)何もなくなってしまった」と嘆いた。
一方の音も、セイラから聞いた戯言を信じて、空豆と葉月が付き合い始めたと信じてしまっていた。こちらも完全な勘違いであり、葉月が「気分変えてオレと付き合わない?」と割と本気で告白をしたが、空豆は「恋してる場合やなかと。仕事しようって言ったの誰」とはぐらかすなど恋に発展する気配はなかった。
空豆も音もとっくに思い合い、恋に落ちていたのだが、2人はタイミングだけが合わなかった。