バラバラだった親戚が家庭料理を通じて家族の絆を深めていく人気漫画が原作の「半熟ファミリア」(BS松竹東急)。明るい性格で食べることが大好きなライター・筆谷あかりを演じるのは平祐奈。
「お姉さんのような気持ちで演じています」
「あかりは自由気ままな人なので、素に近い形で演じました。コミカルなシーンも多く、白目になったりして楽しかったです。あかりは言葉がワイルドで、私が普段使わない言葉が多く大丈夫かなと心配していたんですが、口に出したらすぐ慣れて(笑)。現場ではちょっとワイルドになっていました」
あかりは、施設に預けられていためい・楓子(吉田萌果)と父親を亡くして当てのなかったおい・
朔太郎(浅川大治)を引き取り、一つ屋根の下で暮らすことに。「あかりは母親代わりのような立
場ではあるんですがまだ若いし、“お母さん”という感じはしないので、あまり気負わず、お姉さん
のような気持ちで演じています」
家族3人でのシーンが多く、現場では常に一緒にいたとのこと。
「カメラが回っていないときも、ずっとあかりと朔太郎、楓子の関係性のままいられて、楽しかったです。時間があると学校の話とか聞いたりしていたのですが、実はとてもセリフが多いので、3人で次の日の読み合わせをしていることも多かったです。一応主役なんですが、引っ張っていくというより、のほほんと役のまま現場にいさせてもらえた感じ。雰囲気も温かく、本当にありがたかったです」