孤独な賞金稼ぎだったマンダロリアンのマンドーが、愛くるしいジェダイのグローグーと出会ったことで思わぬ冒険に身を投じていくドラマ「マンダロリアン」シーズン3の第4話が、3月22日に放送された。第4話ではグループに戻ることを許されたマンドー、そしてグループに入ることを許されたボ=カターンと共に、「チルドレン・オブ・ザ・ウォッチ」の隠れ家に迎え入れられたグローグーも新生活をスタート。修行に励むグローグーのあまりのかわいさは本国ファンたちの心を射止め、「マンダロリアン」の話題で盛り上がり「#TheMandalorian」が配信日に米国のTwitterトレンド3位に入った。(以下、ネタバレを含みます)
グローグーがマンダロリアンになるための修行を開始
新世代「スター・ウォーズ」の最高傑作と称される実写オリジナルドラマ「マンダロリアン」は、「スター・ウォーズ」シリーズをこよなく愛する製作陣が「ジョージ・ルーカスがもし今、続編を作るとしたら」という発想の下、丁寧に作り上げたシリーズ。2019年にシーズン1、2020年にシーズン2、そして最新作がディズニープラスで配信中だ。
小さな湾に面した「チルドレン・オブ・ザ・ウォッチ」の隠れ家では、のどかな風景に似つかわしくなく、大人も子どもも戦闘訓練に励んでいた。これが戦闘民族である彼らの日常であるらしい。その中でグローグーは戦闘訓練には参加せず、石を動かしてフォースの訓練をしているのかと思いきや、周囲で動いていたのはヤドカリ。狙った石が動かせずに神妙な顔をしているように見えたが、純粋になぜ動いているのか分からなかったようだ。そのうちの一つを持ち上げてビックリする顔もかわいらしい。
そんなグローグーをマンドーが抱き上げ、子どもたちの訓練に参加させる。「孤児から弟子へと成長するため」の本格的な一歩を踏み出すようだ。あまりの小ささに周囲はみんな反対するが、シーズン2と3の間にドラマ「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」内でルーク・スカイウォーカーからジェダイとしての訓練を受けていたグローグーの実力は、見た目とは裏腹に十分。軽々と少年を飛び越え、ダミーの矢を放ち、周囲を驚かせる。
グローグーの中にあるオーダー66の記憶がよみがえる
その直後、グローグーに負けた少年が戦闘機並みに強大な怪鳥にさらわれてしまう。大人たちは背中のジェットパックで飛び立ち、怪鳥を追うが、途中で燃料切れになり断念。どうやら、いつもこのパターンで怪鳥に仲間をさらわれているらしい。しかし、今回はボ=カターンがガントレットで追ったことで、巣穴を特定できたため、すぐさま救出に向かうことになる。その間、小さなグローグーはお留守番。寂しげなグローグーを見たリーダーであるアーマラーは鍛冶場に誘い、あるものを作り始める。しかし、炎とベスカー鋼を打つ大音が、グローグーにツラい記憶を思い出させるのだった。
場所はコルサントのジェダイ・テンプル。クローントルーパーたちがジェダイを襲っているので、ジェダイ抹殺指令である「オーダー66」が発令された、まさにその日の記憶のようだ。多くのジェダイがグローグーの盾となり、ジェダイマスターのカレラン・ベクの元へと彼を導いていく。そして、多くの犠牲を払いながらカレランと逃げ切ったグローグーは、ハイパージャンプでコルサントを後にしたようだ。グローグーがふと我に帰るとツラい記憶と向き合ったご褒美のように、アーマラーが小さな丸いアーマーをプレゼントしてくれた。その中心部にマンドーと同じ紋章を施すアーマラーの演出が、にくい。
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/the-mandalorian
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発売日: 2023/01/25