広瀬すず主演「水は海に向かって流れる」、大西利空ら曲者揃いのシェアハウス生活の場面写真が解禁
前田監督「広瀬すずの人間性がこの作品には必要だった」
広瀬が「ここまでクールで、感情がつかみにくい役も初めて」と語るように、解禁された場面写真でも殆ど感情を表に出さず、笑顔を見ることができないが、榊さんが直達の前で笑みをこぼすようなシーンも。
前田監督は広瀬のキャスティングについて「榊は、悲しくても悲しいと言わない、辛くても辛いと言わない、感情を封印してしまったようにして淡々と生きている。それが自然に見える人に演じてほしかった。広瀬さんは、湿っぽさを感じさせない、潔さ、清々しさ、そういったものを、水がすうーっと染みわたるように伝えてくれると思いました」と、広瀬が元々持ち合わせているであろう晴天のようなカラッとしたところ(人間性)が、この作品に必要だったと語る。
これまでの広瀬すずといえば、まっすぐで表情豊かに感情を発露するキャラクターのイメージが強い。しかし本作では様々な思いを抱きながらも、感情を封印し淡々と日々をこなす。演技では初めてのOL役だ。そんな新たなキャラクターと広瀬自身が持ち合わせている人間性が融合することによって到達したクールなオトナ女子の広瀬すずの姿がスクリーンには映し出される。