原動力は「応援してくれる方がいるということ」
──舞台「刀剣乱舞 維伝 朧の志士たち」以降、舞台に限らず映像作品も含め様々な作品に出演されていますが、特に成長を感じた作品を挙げるなら?
この前までやっていた「進撃の巨人-the Musical-」ですかね。僕が演じたアルミン・アルレルトは勢いだけでもっていけるような役じゃなかったこともあって、いろいろな表現方法が学べたし、それを自分なりに表現できたんじゃないかなと思います。あと、もともと歌やダンスが苦手だったのですが、舞台の仕事をさせてもらうようになってから練習して、ちょっとずつ上達してきたなと思っていたのですが、「進撃の巨人-the Musical-」は本当に上手な人たちばっかりだったので、その方達と一緒に舞台に立つことでさらに成長できたのかなと思います。まだ全然ですけど。
──私も「進撃の巨人-the Musical-」拝見しましたが、小西さんの歌、とても素敵でしたよ。
本当ですか!?そんなことないですけど、ありがとうございます。うれしいです。
──ストイックに成長を続ける日々だと思いますが、小西さんがお仕事をするうえでモチベーションや原動力になっているものは何ですか?
応援してくれる方がいるということです。見てくれる人がいなかったら成立しないことなので。一人でも見てくれる方がいるということが原動力になっています。作品を見に来てくださった方からのいろんな声を頂いて「こういうふうに見えているんだ」っていう発見もありますし、逆にアドバイスをいただいたり、愛のあるメッセージをいただいたり。こういうことってなかなかないことだと思うんです。すごい奇跡ですよね。ありがたいなと思います。
──では最後に、俳優としての今後の展望を聞かせてください。
明確には決めていなくて。いただける仕事を全力でやらせていただいて、その先に自分がどうなっていくのかというのは自分でも楽しみにしているので、やれることは全部やりたいなと思っています。