華やかに彩る声/学芸大青春のジュネッセンス!! 【「音とともに生きる。」from 相沢勇仁】
「現実世界とメタバースを行き来する」というコンセプトを掲げ、楽曲やライブパフォーマンスを届けているダンス&ボーカルグループ、学芸大青春(ガクゲイダイジュネス)。音楽・料理・故郷・趣味・日常――3周年記念ライブから「素顔」を解禁して活動をスタートした学芸大青春メンバー5人それぞれの「センス」と「エッセンス」を、毎週連載コラム「学芸大青春のジュネッセンス!!」でお届けします。
僕は今、待ちに待った5th LIVE TOUR「ダンス!ダン!!ダンス!!!」を敢行中です。この原稿を書いているタイミングでは、つい先日、埼玉公演と宮城公演を終えたばかりで、ファンの皆のことを思い浮かべながら書いています。楽しそうな表情で声を出してくれる子、僕らと一緒に飛び跳ねて踊ってくれる子、満面の笑みで僕らのことを見つめてくれる子、それぞれの在り方でLIVEを思いっ切り楽しんでくれているのが伝わってくる度に、改めてファンに会えることが自分にとってこんなにも幸せなんだと実感しています。
そして、学芸大青春の音楽、歌が、「じゅねフレ」の素敵な声で華やかに彩られていくのを肌で感じることができて、これまでに感じたことの無い幸せを噛み締めながらツアーをしています。
今回のツアーがこれまでやってきたツアーと大きく違うのは、活動4年目にして初めてお客さんの声出しがOKになった点です。しかもワンマンライブツアーで。ファン(じゅねフレ)の皆も自由に声を出してライブを楽しめる、その声を聴けることの喜びは、デビュー当初から我慢しないといけないことや活動の幅やライブの演出を制限されてきた過去があるからこそ、言葉では上手く表現出来ない程に、僕やじゅねフレの皆にとってとても特別なことでした。そして実際に声出しできるライブは、想像の何倍も楽しくて、自分でもビックリするくらいテンションが上がっているのを毎回感じています……皆にもそれが伝わっていたらいいな。
皆の声が聴こえる度に、皆の熱量を感じる度に、僕たちのパフォーマンスの熱も増します。以前までの僕は、「練習でやってきたことを本番でもちゃんとやらなきゃ」って気持ちや、練習やリハを含めて本番でベストなパフォーマンスを皆に観せたいって気持ちを強く持ってライブしていた気がするのですが、今は皆の笑顔が見たいって気持ちで一杯で、「とにかく今日のライブに来てくれたファンの皆を楽しませたい!」って想いが、僕の心のほとんどを占めています。
その日その場限りでしか生まれないモノが存在する、ライブという、かけがえの無い空間においては、歌やダンスのパフォーマンスのクオリティは勿論ですが、それと同じかそれ以上に、何か大切なものがあるような気がしています。それはきっと、ひとつでも多くの笑顔を作り、1秒でも長く楽しいって気持ちにさせることだと思っていて、そのことを胸に刻んでこれから先もライブをしていきます。
忙しい中、時間を作ってライブに来てくれる方、遠くから足を運んでくれる方、応援してくれる全ての方へ、感謝の気持ちが増していく日々です。これから先のツアーもメンバーの皆と、そしてファンの皆と一緒に楽しい時間を過ごしていきたいです。沢山の素敵な笑顔を咲かせられるように、そして感謝の気持ちを伝えられるように、愛と魂を込めて歌っていきたいです。
2019年9月2日に始動した、ダンス&ボーカルグループ。メンバーは写真左から内田将綺、南優輝、仲川蓮、相沢勇仁、星野陽介の5人。2022年10月時点で、デジタルシングルを17タイトル、シングル1枚、ミニアルバム2枚、フルアルバム2枚を発表している。3周年記念ライブの大阪公演より、「素顔」を解禁しての活動をスタートした。2023年3月より全国ツアー「ダンス!ダンス!!ダンス!!!」を開催。最新曲はテレビドラマ『私と夫と夫の彼氏』オープニングテーマでもある「ヤマアラシのジレンマ」。
公式HP
https://gjunes.com/