AKB48・岡田奈々の卒業公演が4月2日に東京・AKB48劇場で開催され、AKB48現役メンバー24人、さらに横山結衣、14期生の内山奈月、小嶋真子、西野未姫、橋本耀、前田美月ら卒業生もサプライズで駆けつけ、岡田のAKB48としての最後のステージに彩りを添えた。
同公演に出演したAKB48メンバーは岡田の他、岩立沙穂、込山榛香、高橋彩香、千葉恵里、永野芹佳、馬嘉伶、向井地美音、大西桃香、小田えりな、茂木忍、山内瑞葵、山根涼羽、浅井七海、大盛真歩、小栗有以、柏木由紀、倉野尾成美、下尾みう、谷口めぐ、村山彩希、佐藤綺星、畠山希美、山崎空。
「根も葉もRumor」の“どえらいダンス”で幕開け
2012年に14歳でAKB48・14期生として加入した岡田。2014年に36thシングル「ラブラドール・レトリバー」でシングル表題曲選抜メンバーに初選出。44thシングル「翼はいらない」から60thシングル「久しぶりのリップグロス」まで17作連続で選抜入りを果たし、51stシングル「ジャーバージャ」、58thシングル「根も葉もRumor」ではセンターを務めた。さらに、2017年から2021年まではSTU48も兼任し、3年間にわたりキャプテンも務めるなど同グループをけん引した。
卒業公演はセンター曲「根も葉もRumor」のフルサイズ披露で幕開け。同曲オリジナルメンバーである卒業生・横山結衣もオープニングからサプライズで登場し、圧巻の“どえらいダンス”を披露した。岡田は「『根も葉もRumor』と言えば!ということで、私的に48グループで一番ダンスの表現力があると思う横山結衣ちゃんに来てもらえてうれしいです!」と喜んだ。
村山彩希「一番最高の相方です!」
続くパートでは、ユニット曲10曲をノンストップで披露。山内、小栗、佐藤綺と「アイドルなんて呼ばないで」をかわいらしさ全開のパフォーマンスで見せ、長らく最前線で共にAKB48をけん引してきた柏木とデュエットで「てもでもの涙」を歌唱した。
また、「憧れの先輩」と岡田を慕う17期研究生の畠山、山崎とは「Bird」を披露。公私ともに親交の深い向井地とは、一緒に過ごした思い出をたどるように「泣きながら微笑んで」をしっとりと歌い上げた。
そして、“ゆうなぁ”コンビの愛称で親しまれている盟友・村山とはデュエットで「過ち」「レインボーローズ」の2曲を披露。「レインボーローズ」のイントロが流れると、岡田が「ゆうちゃん! この曲一緒に歌いたかったの!」、村山が「あなたは私の中で一番最高の相方です!」と笑顔で言葉を掛け合い、楽曲を終えると二人で抱き合う一幕もあった。
ラストスパートに入ると、自身が出演してきた公演楽曲「僕の太陽」「初日」「手をつなぎながら」や、チーム4のオリジナル楽曲「猫アレルギー」を弾ける笑顔でパフォーマンス。最後は、現在所属する向井地チームAメンバーと「キミが思ってるより…」を披露し、本編を締めくくった。