TVアニメ「『東京リベンジャーズ』聖夜決戦編」(MBSほか/ディズニープラスで定額制見放題独占配信)の第37話「When it rains,it pours」が、4月2日に放送・配信された。12年後に戻ったタケミチが見たのは、ドラケンら東京卍會の元幹部たちがマイキーによって次々と殺害されるという想像もしていなかった世界だった。死に際に「オレの人生は苦しみだけだった」と悲しげに告白したマイキー。マイキーは苦しみを終わらせるべく、タケミチに銃口を突きつけながら自分を殺すよう脅しをかけ、最後はナオトの銃弾が当たりタケミチの腕の中で息を引き取った。このままでは終われない。リベンジを誓ったタケミチは再び2006年へ。「聖夜決戦編」の最終回は、タケミチ&千冬の“相棒の絆”も強く感じられるストーリーとなった。(以下、ネタバレを含みます)
タケミチ、再びタイムリープ
タケミチは再び過去に戻ったものの、“何がいけなかったのか”“何を変えればいいのか”が分からず、ただ“自分が強くなるしかない”と思い、雨の中、一日中ずっとタイヤに拳を叩きつけていた。拳が擦りむけ、血が出ていても構わずに…。
そんなタケミチを見つけたのは相棒の千冬。千冬はタケミチが現代に戻ったことを知っているので、“もともといた”タケミチだと思って話し掛けるが、“未来”という言葉でタイムリープしてきたタケミチだと気付く。未来の話を聞かされ、自分も含めて全員死んでいる、しかもマイキーに殺されたと知り、驚くが、タケミチの話すことを全て受け止め、タケミチとは違う視点から解決策を考えようとしてくれた。
つらい未来を見てきたタケミチを慰めつつも、「また会えたじゃん」と再会できた喜びも素直に伝えられるところに2人の友情、相棒としての絆の強さを感じる。
いざ、“最後のリベンジ”へ!
そして、千冬は「オレ 何すればいいのかわかった気がする」と言って、タケミチに伝えた考えは「マイキー君をぶっ飛ばす」という突拍子もないものだった。確かに、言葉をそのまま受け取れば“変なことを言ってる”だけになってしまうが、その言葉の真意は“マイキーに本気でぶつかる”ということだった。“無敵のマイキー”と恐れられ、多くからリスペクトされているが、正面から意見を言ったり、ぶつかってくる者はいなかった。
「本気でぶつかれる奴はきっと 東卍(オレら)しかいなくね?」という千冬の言葉がヒントとなり、タケミチに大きな決断をさせることとなった。マイキーは別次元の人間。そう思い込んでいたタケミチだったが、本気でぶつかり会える“仲間”でいたいという気持ちに変えてくれた。タケミチの大きな決断とは“東卍のトップになるまで現代に戻らない”ということだった。そして「これがオレの最後のリベンジだ」とその意思を力強く言葉にした。
タケミチと千冬は銭湯の中で策を練っていたが、その時にタケミチが何気なく言った「あーあ “抗争”でも起きねぇかなぁ」という言葉が、まさか予兆的なものになるとは、「不謹慎」とツッコミを入れた千冬でも予想できていなかったはず。
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「東京リベンジャーズ」の他にも「文豪ストレイドッグス 4thシーズン」や「スパイ教室」「もののがたり」など国内アニメを多数ラインアップ
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