孤独な賞金稼ぎだったマンダロリアンのマンドーが、愛くるしいジェダイのグローグーと出会ったことで思わぬ冒険に身を投じていくドラマ「マンダロリアン」シーズン3の第6話が、4月5日に配信。シーズン終盤に突入したストーリーの盛り上がりもさることながら、ジャック・ブラック、リゾ、クリストファー・ロイドといったスーパースターたちがカメオ出演し、「まさかのジャック・ブラック&リゾ!」「そこで何してるw」「豪華過ぎ」などと話題に。アメリカではTwitterトレンドランキング上位に食い込む反響を呼んだ。(以下、ネタバレを含みます)
ボ=カターンがかつての仲間に会うためにプラジール15へ
新世代「スター・ウォーズ」の最高傑作と称される実写オリジナルドラマ「マンダロリアン」は、「スター・ウォーズ」シリーズをこよなく愛する製作陣が「ジョージ・ルーカスがもし今、続編を作るとしたら」という発想の下、丁寧に作り上げたシリーズ。反乱軍のルーク・スカイウォーカーが、帝国軍のダース・ベイダーへの最後の戦いに挑んだ、映画「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」と、新たなる3部作の1作目「フォースの覚醒(エピソード7)」の間に位置する物語で、2019年にシーズン1、2020年にシーズン2、そして最新作となるシーズン3が毎週水曜にディズニープラスで配信中だ。
帝国軍時代に核を使用され、母星マンダロアを追われたマンダロリアンたち。主人公のマンドーことディン・ジャリンが属する「チルドレン・オブ・ザ・ウォッチ」は、第5話で惑星ネヴァロに新たな拠点を得る。“ザ・ウォッチ”のリーダーであるアーマラーから宗派に関係なく、マンダロリアンは一つになるべきで、その架け橋となることを提案されたボ=カターン・クライズはかつての仲間がいる惑星「プラジール15」へ向かう。外縁部に位置するプラジール15はネヴァロと同じく新共和国に加盟していないため、自衛のために傭兵を雇っているのだ。戦いに長けたマンダロリアンは、傭兵にうってつけの部族と言えよう。権力の象徴であるダークセーバーを持たないボ=カターンの元を去った仲間たちは、アックス・ウォーヴスをリーダーに、シーズン2のラストでモフ・ギデオンから奪った巨大な帝国の船でプラジール15周辺の治安を護っていた。
ボ=カターンはマンドーを伴って無事プラジール15に上陸するが、すんなりアックスらに会わせてはもらえない。惑星を統治しているボンバルディエ(ジャック・ブラック)及び公爵夫人(リゾ)によると、この星では改造した元帝国のドロイドが生活に欠かせない存在になっているのだが、このうちのいくつかのプログラムが突如書き換えられ、凶暴化するという事件が起きていた。しかし、新共和国に加盟していないプラジール15の国民は武器を持つことが許されていないため、変貌したドロイドを攻撃する術がない。そこでアックスたちに面会する条件として、この問題を解決してほしいと依頼されるのだった。
マンドー&ボ=カターンコンビが事件を捜査
何としてもアックスたちに会いたい2人は、グローグーを公爵夫人に預けて、街へと繰り出す。そこではドロイドのみが働き、人々は優雅な暮らしをしていた。ドロイドは危険をはらむ存在だが、彼らなしでは生活できなくなっている。一方、高度なAIを持つ元帝国のドロイドたちは自分たちが恩赦を受けた身であることを認識し、プラジール15の人々に尽くしている。そんな生活を送る彼らの息抜きは、ドロイド用のバーで仲間たちと語らうことだった。何とも切ない状況である。
ここからマンドーとボ=カターンコンビによる捜査が始まる。バーでは、ドロイドらにとって酒のような存在である潤滑油のネペンセが提供されていた。店員からある特定のロットを飲んだドロイドたちが暴走したことを聞いた2人は、同じものをもらい、研究員に解析を依頼。すると液体の中にプログラムが仕込まれていることが分かり、そこから購入者を割り出していくのだった。マンドーはとても優秀なエージェントのようで、順調に犯人に迫っていく。2人による捜査はとても新鮮なので、ぜひ堪能していただきたい。
2人は街の中での大立ち回りなどをしながら、犯人を逮捕し、公爵夫妻の元に連行する。犯人は惑星でも古参のヘルゲイト長官(クリストファー・ロイド)で、彼は自分たちの力だけでは生きていくことができなくなった星の人々を憂い、このような所業に出たと告白。惑星のことを思っての犯行だったが、罪が消えることはなく、流刑となる。
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