八木勇征(FANTASTICS from EXILE TRIBE)と萩原利久、酒井麻衣監督が4月8日、都内にて開催されたW主演映画「劇場版 美しい彼〜eternal〜」の公開記念舞台あいさつに出席。八木が萩原と酒井監督に改めて感謝し「最高の作品に巡り会えた」と語った。
酒井麻衣監督、八木勇征&萩原利久は「想像以上のお芝居」
同作は、「流浪の月」で「本屋大賞2020」を受賞した凪良ゆうのBL小説が原作。クラス最底辺の“ぼっち”平良(萩原)が一目で恋に堕ちたのは、クラスの頂点に君臨する人気者“キング”清居(八木)だった。紆余曲折の末、恋人同士になった平良と清居。互いの思いは伝わったものの、「清居は神様」と尊い存在としか考えられない平良と、平良と対等な「普通」の恋人になりたい清居は、互いを思い合いながらも、少しずつすれ違ってしまう。
劇場版では、大学卒業を控え、人気カメラマンのアシスタントとして働きはじめた平良と俳優としての活躍の場を拡げる清居の“その後”の物語が描かれる。
今回の舞台あいさつでは、SNSで募集した質問にキャスト・酒井監督が回答。酒井監督へ「萩原さん、八木さんは監督が描かれるイメージ通りの演技をされましたか?」という質問が飛ぶと、萩原は「これはもしかしたら反省会になるかもしれない」と八木に近寄った。監督は「ほとんどのシーンが想像以上のお芝居をしてくださいました。ありがとうございます」と感謝。酒井監督が具体的なシーンを挙げて2人を絶賛すると、萩原と八木は仲良さそうにハイタッチをして喜んだ。
八木勇征、萩原利久&酒井麻衣監督に感謝
萩原は酒井監督との撮影を「なんでもやってみたくなる現場でした。とにかくなんでもありだった。それをきれいにまとめて僕らに道しるべをくれたので、信頼できていた分、振り切ったことをしても絶対に大丈夫なんだろうなという信頼関係のもと、僕たちは撮影してたと思います」と回顧。
八木も「その通りだと思います」とうなずき「初めてのW主演をさせていただいて、すべてが初めてのことだった。初めてが酒井さんでよかったと思うし、相手が利久でよかったと思う。最高の作品に巡り会えたと思います」と思いを口にした。
終始仲睦まじい雰囲気を醸し出していた萩原と八木。報道陣から2人でハートを作ってほしいとリクエストされ、2人がハートを作ると観客からは拍手と歓声が上がっていた。
◆取材・文=山田果奈映
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