櫻井翔が、4月12日に都内で開催された「映画 ネメシス 黄金螺旋の謎」大ヒット御礼舞台あいさつに登場。共演の広瀬すず、江口洋介、勝地涼、魔裟斗、メガホンをとった入江悠監督と共に、撮影現場でのエピソードや共演者の謎な部分について語った。
約500人の観客に「ちょっと緊張…」
同作は、天才的なひらめきで事件の真相を見破る探偵助手・美神アンナ(広瀬)と、ポンコツだが人望に厚い自称天才探偵・風真尚希(櫻井)が、さまざまな依頼に挑むドラマ「ネメシス」(2021年、日本テレビ系)の劇場版。3月31日より全国で公開中だ。
大ヒット御礼舞台あいさつにして、“チームネメシス”で登壇する最後のイベントということで、今回は約500人の観客が詰め掛けたそう。櫻井は「人数が思いのほかたくさんいらっしゃって、ちょっと出る寸前に緊張し始めちゃって(笑)」と人数の多さにやや圧倒された様子。
そんな櫻井は、大阪と福岡に舞台あいさつツアーで回ったそうだが「そういった形で東京以外を回るのはコンサートツアー以来だったので、久々ですごくうれしかったのと、福岡では高校生の吹奏楽部の子たちが本当に短い練習期間の中で『ネメシス』のテーマを演奏してくれて、感動しました。引率で付いてくださった副顧問の先生は、櫻井翔グッズを身にまとっていらして、なかなか希有(けう)な方がいるものだなと思いました(笑)」と明かし、すてきな出会いがあったことを振り返った。
櫻井の“ケア”に共演者も感嘆
また、久しぶりの演技挑戦となった魔裟斗から「非常に緊張感あふれる中だったんですけど、櫻井さんのケアの仕方が半端なかったです。本当に助かりました。ありがとうございました」とお礼を言われると、櫻井は「いやいや、いろんなお話をする機会を頂いて、楽しかったです」と恐縮しきり。
その流れで、“櫻井ファン”の勝地が「ケアはもう(当然)それは…。ドラマの時ですけど、櫻井さんがちょっと質問したんですよ。『すみません。このシーン、あの~』って言ったら、スタッフさん誰も聞いてなくて。“櫻井翔さんがシカトされる”っていう瞬間があったんです。『えっ!?櫻井さんが!?シカトされてる!』って。どういう対応するんだろうと思ったら、櫻井さんが俺の顔を見て『(両手を広げてポーズを再現)』って…」と暴露すると、櫻井は「ダサッ!すげえダセえ…(笑)」と苦笑いし、勝地は「その優しさというか、ピリピリしない、包み込んでくれるというのは素晴らしいなと思いました」と、紳士的な立ち居振る舞いの櫻井を称賛していた。