<葬送のフリーレン>の放送局が決定 2023年秋より、日本テレビ系全国ネットにて放送スタート
2022年にTVアニメ化が発表された「葬送のフリーレン」の放送局が決定し、2023年秋より、日本テレビ系全国ネットで放送されることが分かった。原作は「週刊少年サンデー」(小学館)で連載中の山田鐘人(作)とアベツカサ(画)による同名漫画。
日本全国にTVアニメ「葬送のフリーレン」の魔法が広がる――
同作は、勇者とそのパーティによって魔王が倒された“その後”の世界を舞台に、勇者と共に魔王を打倒した千年以上生きる魔法使い・フリーレンと、彼女が新たに出会う人々の旅路を描く。
“魔王討伐後”という斬新な時系列で展開するストーリーや胸に刺さるせりふ、魔法や剣による戦い、思わず笑ってしまうユーモアなど、キャラクターたちが織り成す物語で多くの読者を獲得。
コミックスは既刊10巻ですでに累計発行部数800万部を突破し、2021年には「マンガ大賞2021」の大賞、「第25回手塚治虫文化賞」の新生賞を受賞するなど、漫画ファンの間で旋風を巻き起こしている。
実績十分の布陣が集結
主人公・フリーレン役の声優は「SPY×FAMILY」のアーニャ・フォージャー役、「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」のダイ役など、多彩なキャラクターを演じている種崎敦美。監督は「ぼっち・ざ・ろっく!」を手掛けた斎藤圭一郎氏。
シリーズ構成は「ACCA13区監察課」の鈴木智尋氏、キャラクターデザインは「takt op.Destiny」の長澤礼子氏、音楽は「ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン」のEvan Call氏が担当する。
そして、アニメーション制作を「ワンパンマン」や「Sonny Boy -サニーボーイ-」などバトルアクションから叙情的なドラマまで幅広い作品を世に送り出すMADHOUSE(マッドハウス)が担うなど、実績十分なメインスタッフ陣が顔をそろえている。
「葬送のフリーレン」あらすじ
勇者ヒンメルたちと共に、10年に及ぶ冒険の末に魔王を打ち倒し、世界に平和をもたらした魔法使いフリーレン。千年以上生きるエルフである彼女は、ヒンメルたちと再会の約束をし、独り旅に出る。
それから50年後、フリーレンはヒンメルの元を訪ねるが、50年前と変わらぬフリーレンに対し、ヒンメルは老い、人生は残りわずかだった。
その後、死を迎えたヒンメルを目の当たりにし、これまで“人を知る”ことをしてこなかった自分を痛感し悔いるフリーレンは、“人を知るため”の旅に出る。その旅路には、さまざまな人との出会い、さまざまな出来事が待っていた――。
※種崎敦美の崎は正しくは「立つ崎」