「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」後半の修行で急成長
ルーク・スカイウォーカーとの訓練の様子は「マンダロリアン」を飛び出して、「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」の後半にて描かれる。ボバ・フェットは、マンダロリアン・アーマーを着た“銀河一の賞金稼ぎ”ジャンゴ・フェットの息子として育てられた彼のクローンで、マンドーがコブ・ヴァンスから譲り受けたアーマーがジャンゴのものだったことから、「マンダロリアン」シーズン2の第6話に登場。そこにグローグーを狙う帝国残党が現れたことから共に戦うことになった。そのため、「ボバ・フェット―」は「マンダロリアン」のスピンオフのような存在となり、「ボバ・フェット―」第6話ではマンドーがグローグーに会いに行く一幕が描かれる。そこでのグローグーはルーク・スカイウォーカーと共に山奥で修行をしているが、好物のカエルが現れると食欲に負けて、カエルを引き寄せて食べようとするなど、ここでもおちゃめさは健在だ。
体を鍛え、自然の中を自在に飛び回るなど、自分の身を守る方法を伝授されたグローグーは、ある日、ルークに自らが進む道を選ばされる。マスター・ヨーダのライトセーバーを受け継いでジェダイの道を進むか、マンドーが持ってきたベスカー製のアーマーを着てマンダロリアンになるか。後者を選び、マンドーと再会する道を選択したグローグーは、「ボバ・フェット―」最終回でなじみの修理工・ペリの所に向かうのだった。
シーズン3でついに発した「我らの道」
「マンダロリアン」シーズン3に入ってからのグローグーは、一味違う。食欲、好奇心旺盛でよちよち歩きのところは変わらないが、第2話で初めて言葉を喋った。“パケ”と聞こえたが、修理工のペリは自分の名前を呼ばれたと信じて疑わない。次に第3話の冒頭ではマンドーとボ=カターン・クライズに続いて、“ザ・チャイルド”の教義である「我らの道(This is the way)」と発言した際には、マンドーが本物の父親のように反応していた。
第4話ではマンダロリアンの子どもをハイジャンプで飛び越え、ダミーのペイント矢での対決に勝利。第7話では、操縦タイプに改造されたドロイド(IG-12)の胸部に乗り込み、搭載されたYES/NOボタンで意思表示をするなど、メキメキと成長。マンドーと同じ等身になったことがうれしいのか、さっそうとネヴァロの街を歩き回り、そのままマンダロリアンの母星であるマンダロアにも向かった。
「マンダロリアン」シーズン3は、4月19日(水)にディズニープラスで配信される第8話で完結する。今シリーズ最大の敵、帝国将軍モフ・ギデオンがマンダロアに現れ、今度こそマンダロリアンを殲滅しようと攻撃してくる。皆を守ろうとしたマンドーは捕らえられ、犠牲者も出る中で、パワーアップしたグローグーはどんな行動に出るのか。シーズン3、最後の戦いを見守りたい。
◆文=及川静
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/the-mandalorian
▼【公式】Disney+(ディズニープラス)で「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」を見る
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/the-book-of-boba-fett/
▼Disney+(ディズニープラス)特集ページはこちら
スクウェア・エニックス
発売日: 2023/01/25