「愛の不時着」などの大ヒット作品を次々に送り出しているスタジオドラゴンが制作し、「皇后の品格」「ペントハウス」などの脚本家・キム・スノクがクリエイターとして参加している復讐スリラー「パンドラ 偽りの楽園」。4月22日、23日配信の第13話、14話で、主人公・テラ(イ・ジア)の夫・ジェヒョンが己の野望の為に絶え間なく続けてきた悪行に歯止めがきかなくなる。かつての“愛妻家の優しい夫”の顔は完全に消え、人間の皮を被った悪魔の本性がむき出しになったジェヒョンに、怒りがこみ上げるような展開となった。(以下、ネタバレを含みます)
妻に記憶操作のチップを埋め込む夫…
本作は、完璧で幸せだった人生が、実は何者かの思惑により作られたものだと知った美しいセレブ妻・テラが、私欲の為に彼女の人生を意のままにしようとした者たちに反撃していく韓国ドラマ。毎週土曜・日曜に、ディズニープラスで配信され、全16話編成となる。
テラの本名は“ハギョン”。少女時代に“殺人マシーン”として育てられていたのだが、ジェヒョンがその頃の記憶を消し、“テラ”としての人生を与え妻にしたのだった。ある日、テラは記憶を取り戻し、今までの幸せな毎日が作られたものだった事に驚愕。また、それがジェヒョンの欲望と歪んだ愛によってなされた事だと知り、自分の人生を意のままに操ってきた夫に怒りを爆発させ、彼に宣戦布告をした。
ジェヒョンはIT会社の会長であり、大統領選に立候補するほどの地位を持つ人物。そんなジェヒョンを失脚させる証拠を探していたテラは、彼が秘密裏に作った研究施設を突き止め単身乗り込んだが捕まってしまう。そして“記憶操作”のチップを埋め込まれた。
幸せなセレブ妻に戻ったテラは…
チップを埋め込まれた彼女は、夫に以前のような愛情に溢れた視線を送る。真実を知るテラの親友・ヘス(チャン・ヒジン)とかわした、ジェヒョンへの復讐計画もすっかり忘れてしまったようだ。絶望したヘスは、ジェヒョンを射殺しようとしたが、身を挺して夫をかばったテラに銃弾が当たってしまう…。
テラは無事だったが、親友の命を奪いかけた事にショックを受けたヘスは、病床のテラに涙ながらに謝罪。しかしテラは「全部覚えてる」と告げた。テラは、“チップ”は埋め込まれたものの、記憶操作が実施される前に、システムをコントロールしていた研究員の操作をストップさせることに成功。記憶が操作されたフリをしていたのだ。
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/pandora-beneath-the-paradise
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