5月3日(水)より期間限定で上映されるVシネクスト「暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー」の最速上映舞台あいさつが、4月27日に都内で開催され、「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」から樋口幸平、別府由来、志田こはく、柊太朗、鈴木浩文、石川雷蔵が、「機界戦隊ゼンカイジャー」から駒木根葵汰、増子敦貴、森日菜美、世古口凌が登壇。集まった記者たちに向けて、アピール合戦を繰り広げた。
スーパー戦隊“VSシリーズ”第29作
同作は、主人公・桃井タロウの口癖「これでお前とも縁ができた」が『SNS 流行語大賞 2022』にノミネートされるなど、SNS上でも大いに話題となったスーパー戦隊シリーズ第46作「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」(2022-2023年、テレビ朝日系)と、1人の人間と4人のキカイノイドが悪と戦う第45作「機界戦隊ゼンカイジャー」(2021-2022年、テレビ朝日系)が共演を果たす、スーパー戦隊“VSシリーズ”第29作。5月3日より期間限定上映された後、9月27日(水)にはBlu-ray&DVDとしてリリースされる。
今回は詰め掛けたマスコミに向けてそれぞれ思いついた順にアピールしていくというスタイルでトークを展開。個性豊かなキャスト陣が和やかなムードで主張していく中で、「ドンブラザーズ」ドンモモタロウ/桃井タロウ役の樋口は、おもむろにピシッと手を挙げ「もう笑いとかなくなっちゃいますけど、いいですか?」と確認し、周囲の期待をあおる。
続けて「『機界戦隊ゼンカイジャー』さんのほうで、スーパー戦隊という長い歴史にある殻をやぶってくれた。その次の作品となる(スーパー戦隊シリーズ)46作品目が『ドンブラザーズ』で、『ドンブラザーズ』もしっかり『ゼンカイジャー』に負けないくらい、はちゃめちゃに1年間やれたんじゃないかなと。その2作が組み合わさるということは、これからのスーパー戦隊で歴史に残る作品になっていると思います。ぜひよろしくお願いします」と、熱い思いを伝えた。
駒木根「一つ物申したいことがあります!」
その言葉に刺激を受けたか、「ゼンカイジャー」のゼンカイザー/五色田介人役・駒木根が続き、「皆さん、涙は見せないでください…。実は僕、2役やっているんです」と間を十分に取って語りだす。「『ゼンカイジャー』の五色田介人と、今日ここにはいないんですけど、『ドンブラザーズ』の五色田介人。2役やってます」とドヤ顔でアピールすると、他のキャスト陣からは「知ってるって」「シャッターチャンスを作ったの?」などと、ツッコミの声が。
さらに駒木根は「そして一つ物申したいことがあります!」と前置きし、「僕は2役やっているにもかかわらず、ポスターに名前が1個しかありません…。これはどういうことなんでしょうか?」とかわいらしいクレームを付けて盛り上げ、「…以上です!」と“言ってやったぞ感”を顔ににじませていた。
そしてあらためて集まった観客へ向けて、樋口は「本当にはちゃめちゃな作品になっていると思います。僕たちはこの映画で、映像作品のほうを『ドンブラザーズ』としてやるのは最後だったんですけど、本当に集大成だなと。1年間やってきたことが映画に出たと思います。『ドンブラザーズ』と『ゼンカイジャー』が映画をやったらどうなるんだろと待ち望んでいた部分もあったので、それがかなって皆さんの前に立つことができて本当に幸せです。しっかり目に焼き付けていただいて、皆さんの記憶に残り続けられるように。みんな笑って帰ってください!」とあいさつし、最後に「今日来てくれたお前たち!これでお前たちとも…縁ができたな!」と全員で決めゼリフを言い、締めくくった。
◆取材・文・撮影=ブルータス・シーダ(STABLENT LLC)
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