連続テレビ小説「らんまん」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)の第4週「ササユリ」(4月24~28日放送)では、万太郎(神木隆之介)の生き方を大きく変えるきっかけを作る人物として、自由民権運動家・早川逸馬(宮野真守)が登場した。4月28日放送の第20回後には宮野が「あさイチ」にも登場し、Twitterでトレンド入り。第5週「キツネノカミソリ」予告では地面に這いつくばりボロボロになった姿も見せるなど、初の“朝ドラ”で強烈な存在感を残している。(以下、ネタバレを含みます)
「われらは皆、“自由”という権利を持っちゅう」
幕末から明治、そして激動の大正・昭和を舞台に、高知県出身の植物学者・槙野万太郎(神木隆之介)が植物学の道を情熱的に突き進んでいく「らんまん」。4月28日まで放送された第4週「ササユリ」では、万太郎が逸馬ら「声明社」の面々や“ジョン万次郎”こと中濱万次郎(宇崎竜童)と出会い、自由に生きるということの意味を知る展開が描かれた。
植物の研究をする夢を諦めようとしていた矢先、万太郎の前に現れた逸馬。演説では「われらは皆、金・銀よりもいっそう尊い“自由”という権利を持っちゅう!」とぶち上げ、植物の持つ力について熱弁をふるう万太郎を気に入り「のう槙野、わしの仲間に入らんか」と勧誘。“自由”という言葉に興味を持った万太郎を万次郎に引き合わせた。
「バカなやつほど欲しゅうなるがじゃ」
壇上で声を張り上げ、力強い言葉で民衆を煽り立てる姿はカリスマ性たっぷり。目を輝かせながらいきいきと“自由”の意味を万太郎に語って聞かせ、植物学への夢を語る万太郎を「バカじゃのう!」と笑い飛ばしながらも「わし、バカなやつほど欲しゅうなるがじゃ」とすっかりほれ込んだ様子だ。