マイケル・ルーカーが、5月7日に大阪・インテックス大阪で開催された「大阪コミックコンベンション2023」(略称:大阪コミコン2023)内の「セレブ・ステージ」に登場。2017年の東京コミコン以来6年ぶり2回目となる日本のコミコン出演で、大阪コミコン2023のメインMCを務める“アメコミリーグ”の川谷修士(2丁拳銃)、竹若元博(バッファロー吾郎)、佐藤ピリオド.、そしてアメコミ系映画ライターの杉山すぴ豊と共にステージを盛り上げた。
おちゃめなマイケル・ルーカー、“カオス”なステージに
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のヨンドゥ役や、「ウォーキング・デッド」のメルル・ディクソン役などで大きな存在感を示してきたマイケル・ルーカーは、リュックサックを肩に掛け、手にはスマホを持って会場に向けたままゆっくり歩いてステージに登壇。動画を撮っているのか、ステージ上を歩き回りながらカメラを回し続け、ステージ中央付近に来ると「コンニチハー!」とあいさつ。
その後、中央に用意された椅子に座らず、アメコミリーグ・川谷の椅子となぜかチェンジをしたり、川谷、竹若、佐藤に順番に名前を聞いていき、その名を大声で叫ぶなど、のっけからやりたい放題。かと思えば「日曜日の朝に皆さんお越しいただきありがとうございます」と丁寧にあいさつをするなど、序盤からステージを支配するマイケル。
会場にも多く詰め掛けた「ウォーキング・デッド」のファンに一言を求められると、マイケルは「Keep Walking!(歩き続けてください)」と言い、「歩くのを止めたら死んでしまいますので」と、笑顔を見せた。
そしてよっぽど語感が気に入ったのか、通訳する前の日本語の会話にも事あるごとに「ハイ!(yesの意味で)」と元気よくリアクションしていくマイケル。アメコミリーグの3人も「本当に分かってるのかな?」「もしかしたら分かっているのかも…」「ハイ!だけで終わりそうだな(笑)」と困惑しながら、“マイケル劇場”に魅了されていき、会場も絶妙なタイミングで繰り出されるマイケルの「ハイ!」に大笑い。
事前に集められたファンからの質問をアメコミリーグの3人が代読して聞く場面で、「『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でヨンドゥを演じるにあたって心掛けたことは?」という質問にも、マイケルは「ハイ!」だけで終わらそうとして、「ハイ!で終わらさないで!(笑)」「そんな都合のいい言葉じゃないですよ」などとツッコまれていた。
台本に書いてあることを忠実に演じました
再度質問されると、マイケルは「ジェームズ・ガン(監督)に求められたことがずっと頭に入ってました。あまり考え過ぎるのはよくない、ということで、ジェームズ・ガン監督の“病んだマインド”を心掛けました。そして台本に書いてあることを忠実に演じました……ハイ!」と明かした。
また、ヨンドゥの武器であるヤカの矢を自在に操る口笛のポイントについて聞かれると、「ブゥ~~!」とその場で“濁った口笛”を披露し、「汚い!(笑)」「それじゃ飛ばないよ」とアメコミリーグも苦笑い。
あらためて、マイケルは「皆さんご存知だと思うんですけど、あの映画ではフェイクの歯を入れていたんです。もともとの口笛では音が出なくなってしまったので、ギザギザの歯を磨いてもらったりして、空気がちょうど抜けるようにうまいことしていただいて。もう一度口笛の仕方を学び直して、3週間から1カ月ほど時間がかかりました。だから天才的なうまさだったと思うんですけど、皆さんどうですか?」と苦労の末にきれいな口笛が吹けたことをアピールし、会場からは大きな拍手が起こっていた。
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/the-walking-dead/
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