中村倫也が5月9日に東京・湯島天満宮で行われた映画「宇宙人のあいつ」大ヒット祈願&トークイベントに、伊藤沙莉、日村勇紀(バナナマン)と共に登壇した。
中村「好きなんですよ。こういう神社仏閣というか、神聖な場所」
映画では、人間の生態を調査しに土星から来て23年間も“真田家”の家族になりすまして暮らしていた宇宙人が、地球を離れることになり、残された3日間でやりたいことをやると決め、奮闘する姿が描かれる。
真田家四兄妹の次男・日出男になりすましてきた主人公の宇宙人を中村が、しっかり者の長女・想乃を伊藤、親代わりの長男・夢二を日村が演じている。頼りない三男・詩文を演じるのは柄本時生。
3人はヒット祈願を行い、絵馬に願い事を書き込んだ。中村は「好きなんですよ、自分。こういう神社仏閣といいますか、神聖な場所。人の願いが古来より集まってきた場所が好きで結構仕事でどっかに行った時、時間が空いてると近くのそういうところを回ったりします。今回、湯島天神さん、有名な学問の神・勝負の神というところでこの映画のイベントをお願いできるのは嬉しいことです」と湯島天満宮で祈願できたことを喜んだ。
ダイエット中のバナナマン日村「あと700gです」
絵馬に書いた願いについては「『宇宙のあいつ』がたくさんの方に楽しんでいただけますように。あとは学問の神様ということで『みんなの受験が合格しますように』。これでもう世界中の受験生、大丈夫。あと、『日村さんの体重が80キロ台になりますように』(笑)」と笑顔を見せた。
それを聞いた日村は「映画とは関係ない俺のダイエットのことを裏側に書いてくれたんですよ。あと700gです」とダイエット中で目標まであとわずかだと明かしつつ、「なのに、昨日、2人で飲みに行っちゃったんです(笑)」と告白。目標は「バナナマン」にちなんで87kgだそう。
中村が「19日にこの映画が公開して、20日にまたみんなで集まる機会があるので、そこで公開測量を(笑)」と提案すると、日村は「なんでよ! 嘘でしょう!? そんなの言ったら本当になっちゃうからやめて! 俺、あちこちで体重測ってるんですから」と焦って制止した。
中村「僕は人生ずっと90点でいたい人間」
3人がおみくじを引くことになったが、中村が末吉、伊藤が中吉、日村が小吉という結果に。伊藤は「私、願望が叶うみたいです。大ヒットしますよ」と笑顔。日村は「あんまり良くないよね。でも損はしないみたいなので謙虚でいいよね」とコメント。中村は「旅行、西南の方、特に良し。インドの方? シンガポールとかかな? 商売? 損はなかるべし。損しないってことはコケはしないってことかな(笑)」と答えた。日村が大笑いし、「ちょっと、大吉を多めに入れといてくださいよ! ガチだね。これ大事だけど(笑)」とリクエスト。
中村は「僕は人生ずっと90点でいたい人間なので、100点出しちゃうと大変でしょ。だから安定していていいなって思いました」とポジティブに受け止め、「のぼせず、湯冷めもしない。湯島だけに」とうまくまとめていた。
映画「宇宙人のあいつ」は5月19日(金)より全国公開。
◆取材・文=田中隆信