田舎の町おこしに奮闘する女の子5人の姿を描いたテレビアニメ「サクラクエスト」(毎週水曜夜0:00-0:30ほか、TOKYO MXほか) が4月より放送中だ。2クール作品ということで、今回は7月から始まる第2クールに向け、メインキャストを務める七瀬彩夏、上田麗奈、安済知佳、田中ちえ美、小松未可子にインタビュー。イベントや宣伝番組などで息ぴったりの様子を見せる5人に、お気に入りの場面や今後の見どころなどを語ってもらった。
「サクラクエスト」は、今も“ミニ独立国”を続ける廃れた観光地・間野山市が舞台。ひょんなことから観光大使“チュパカブラ王国 国王”に就任してしまった主人公・由乃(七瀬)が、間野山観光協会職員のしおり(上田)、元劇団員で夢破れ地元に帰ってきた姉御肌の真希(安済)、商店会会長の孫で引きこもりの凛々子(田中)、Iターンで間野山に来たWEBデザイナーの早苗(小松)と力を合わせ、問題に立ち向かう。
――第1クールが終わり、由乃たちの町おこしにもいろいろなことがありましたが、まずはここまでの作品を振り返っていかがですか?
小松:町おこしを題材にしている作品ですが、まず一人一人の悩みやトラウマ、「なぜ間野山に来たのか」というところにスポットが当てられ、その上で町おこしに奮闘していく姿が描かれていったので、一筋縄ではいかない1クールだったなという思いがあります。
ここまでは、最終的に問題解決までは至らなくても「未来が見えてきた」という終わり方をしたエピソードが多かったのですが、ここからは最終的な問題に直面していくのが第2クールなのかなと思います。
七瀬:第1クールが終わって今また1話を見返すと、なんだか初々しい感じというか、「最初はこんな感じだったのか」と思いましたね。由乃だと最初「早苗さん」と呼んでいたのが「早苗ちゃん」に変わっていたり、1クールで5人の仲がすごく深まった感じがあります。
田中:人が集まっても最初からうまくはなかなかいかないですけど、5人がどんどん仲良くなって結束していったからこそ、2クール目は「これからどうなっていくのかな」という楽しみがあると思います。
安済:私は、みんなのピースがはまっていく感じというか、最初はバラけたところから来たみんなが1クール終わるころには少しずつ自分の役割や立ち位置を確立していった感じが、アフレコをしていた時も作品を見ている時も楽しかったなと。
また、それに伴って町おこしの問題や、やりたいことが決まったり変わっていったりした、そのリンク具合もすごく楽しいなと思いました。「1クールが終わって、2クール目さあどうなる?」というワクワクが、5人の役割が分かったことによってさらに増えたと思っています。
上田:皆さんがおっしゃったように、1クール目での5人は一人一人が集結していってお互いのことを知っていき、町おこしのために町のことを勉強したりしました。由乃たちが一生懸命勉強していく中で、視聴者の方も間野山について知った部分がたくさんあると思います。なんだか5人と一緒に視聴者の方も私たちも間野山のことがどんどん好きになっていったところで、2クール目では今まで知った間野山とこれから知っていく間野山と、どう向き合っていくかというところなのかなと思いますね。
5人はそれぞれの役割がなんとなくあったりするのですが、でもそれもきっと、ちょっとずつ変わっていくというか。親しくなっていけばいくほど、出来ることや補い合えることも増えていくと思うので、そういうところもこれから注目していただければ、楽しく見ていただけると思います。
毎週水曜夜0:00-0:30ほか
TOKYO MXほかで放送
【HP】http://sakura-quest.com
【Twitter】@manoyama_PR
「サクラクエスト」キャスト ザテレビジョン限定動画メッセージ
「『サクラクエスト』第1話~13話一挙放送」
AT-X/7月2日(日)昼3:00-
ニコニコ生放送/7月2日(日)夜8:30-
http://live.nicovideo.jp/gate/lv301155834