「カーズ」最新作で新キャラ・クルーズが放つ“大人の心に響く言葉”
「トイ・ストーリー」シリーズを生み出したディズニー/ピクサーによる、「カーズ」シリーズの最新作「カーズ/クロスロード」が7月15日(土)に公開。
本作で新たに仲間に加わったキャラクターがその黄色い見た目通りの明るい性格と、熱いハートを持った女の子“クルーズ”だ。彼女の声を担当するのは、現在放送中の昼帯ドラマ「やすらぎの郷」(テレビ朝日系)で、大勢の大御所俳優たちに混じっても、明るい笑顔で独特の存在感を放つ若手実力派女優・松岡茉優。
先日公開された「カーズ/クロスロード」の予告編では、そのピッタリなキャラクターイメージに加え、“声の芝居”でも持ち前の演技力を見せつけ、大きな反響を呼んだ。
そんな松岡演じるクルーズが、“天才レーサー”マックィーンとの初対面にもズバズバと物を言う、衝撃的な初登場シーン映像をWEBサイト「ザテレビジョン」が独占入手に成功!
クルーズは、人生を揺るがす衝撃的な大クラッシュをしてしまい、「夢の続きか、それとも新たな道か?」という“人生の岐路”(クロスロード)に立たされた主人公マックィーンの復帰をサポートする役で、彼が再起を賭けて訪れた最新鋭のトレーニング施設“ラスティーズ・レーシングセンター”の若きトレーナーだ。
幼い頃からのレースファンでもあり、彼女にとってマックィーンはヒーロー的存在。しかし、到着した映像では、憧れであるはずのマックィーンを前に、クルーズが「ヨレヨレで、オンボロで、タイヤもブヨブヨ…ニセモノに決まってるじゃない」と、初対面にして失礼発言を連発する、まさか事態となっている。
そんなクルーズから浴びせられる数々の言葉に、さすがのマックィーンも熱くなり、まさに一触即発の展開に。しかし、それこそが“トレーナー”クルーズの“あえての策略”だった。
彼女は、マックィーンが新たな機能を搭載したレーサー“ストーム”たちに打ち勝てるよう、“モチベーション”という合言葉と最新テクノロジーを駆使して、彼を一から鍛え上げる相棒という側面もある。
どんな業界でも、ベテランの域になってスランプに陥った人を相手にするとき、ヘタに慰めながら恐る恐る接するよりも、あえて怒らせるくらいはっぱをかけた方が「なにくそ魂」を燃え上がらせることができるような気がする。
プライドが高い人ならなおさら「これは無理ですよね」と言われると逆に燃え上がり、絶対やってやる!という気になる。そこをうまく突けるかが上司や、相棒の腕の見せどころだ。
少し脱線したが、続く映像では、次第にメラメラと闘志をみなぎらせるマックィーンへ、クルーズがさらなる言葉で彼を鼓舞している。
「何でもやる気の元になるのよ。後ろ向きのパワーを全部前に進むエネルギーに変えるの!」と、“大人たちの心に響く”ようなせりふと、クルーズのアツい姿には、見ているこちらも応援された気分となって元気が出てくる。
そんなクルーズについて、“シリーズ生みの親”ジョン・ラセターから直々に監督を受け継ぎ、本作からメガホンを取るブライアン・フィー監督も「彼女がすごいのは、“徹底的にポジティブ”なところなんだ。トレーナーとして、レーサーたちそれぞれの才能に合ったモチベーションを見いだせるんだよ」と、彼女のポジティブさがマックィーンの運命を握るとも明かしている。
憧れのマックィーンにも物おじせず、彼を再びトップに返り咲かせるために、次世代の知識をたたき込む“ポジティブ女子”クルーズ。
人生の岐路(クロスロード)に立たされたマックィーンの運命にどんな影響を与えるのかは、まだここでは触れられないが、彼女のポジティブさに元気をもらいつつ、衝撃と感動のラストを劇場で堪能しよう。
7月15日(土)全国公開
監督:ブライアン・フィー
製作総指揮:ジョン・ラセター
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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■『カーズ/クロスロード』クルーズの初登場シーン独占映像