茅島みずき、入山法子が出演する「明日、私は誰かのカノジョ シーズン2」(MBS:毎週火曜深夜0:59-、TBS:毎週火曜深夜1:28-/ディズニープラスで配信中)。同作の5月2日と9日は「特別編」が放送された。その特別編は、シーズン1で大きな反響を呼んだキャラクター“ゆあてゃ”の過去が明らかになる物語だった。ゆあを演じたのは齊藤なぎさ。“イコラブ”の愛称で親しまれているアイドルグループ・=LOVE(イコールラブ)のメンバーとして活躍し、現在は俳優として演技の道を極めようとしている。そんな齊藤について、これまでの活動などを振り返ってみたいと思う。
指原莉乃プロデュースのアイドルとしてデビュー
2003年7月6日に神奈川県で生まれた齊藤は、小学生の頃からアイドルへの憧れを抱き、AKB48グループの握手会にも参加していたという。特に好きだったのは元NMB48の山本彩。2017年1月、指原莉乃が「代々木アニメーション学院 Presents 指原莉乃プロデュース声優アイドルオーディション」を発表し、4月に合格者が選ばれ、グループ名も=LOVEに決定。齊藤を含むイコラブは、同年8月に開催された世界最大級のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2017」で初ライブを行い、そこで9月6日にシングル「=LOVE」でデビューすることが発表された。指原プロデュースということで注目度も高く、勢いを感じさせるスタートとなった。
ライブやイベントでファンを増やしていく中、“齊藤なぎさ”の知名度を一気に上げたきっかけとなったのが2019年5月に放送されたバラエティー番組「しゃべくり007」(日本テレビ系)。指原がゲストとして出演した回で、「今いる人類で一番カワイイ女」として齊藤が登場した。「とにかくかわいくて、今一番好き」と指原が強烈にプッシュし、「(ファンに対して)ちゃんと気持ちを伝えることができて、すごく“好き”って言う」と齊藤の魅力もしっかりと伝えた。本人も出演者の芸人に握手会の様子を再現するなどしてしっかりと爪痕を残している。これによって“なーたん”という愛称も含めて、その存在が広く知られるようになり、それ以降、テレビ番組に出演するたびに名前や愛称がSNSでトレンド入りするようにもなった。
6thシングルでセンターに抜てき
同年10月25日に公開されたオムニバス映画「夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風」の「ナツヨゾラ」で映画初主演を務め、10月30日にリリースしたイコラブの6thシングル「ズルいよ ズルいね」ではシングル表題曲で初めてセンターに抜てきされた。
2021年5月12日にイコラブの1stアルバム『全部、内緒。』がリリースされたが、その中には齊藤の初ソロ曲となる「現役アイドルちゅ〜」も収められている。齊藤にぴったりの王道アイドルソングでピンクのフリフリの衣装を着たミュージックビデオも制作された。
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/tomorrow-ill-be-someones-girlfriend
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