東方神起・ユンホ「人生は“誰と一緒に歩むか”が重要」仕事仲間との絆アピール
ディズニープラスのコンテンツブランド「スター」で独占配信されているドラマ「私たちの人生レース」の制作発表会が、8日、韓国・ソウルで開かれた。メインキャストのイ・ヨニ、ホン・ジョンヒョン、ムン・ソリ、東方神起のチョン・ユンホ、そしてイ・ドンユン監督が登壇、1時間にわたりドラマをPRした。
本作は、ブラインド採用をとおし、大企業の広報部に採用されたスペックゼロのヒロインが、キャリア、友情、恋愛になやみながら、一流広報マンになるべく、奮闘する姿を描くオフィスサクセスストーリーで、5月10日より配信がスタートしている。タイトル(原題:「R.A.C.E」)には、ちょっとした仕かけがあるという。「RACEは単なる“レース”ではなく、広報に必要なリサーチ(R)、アクション(A)、コミュニケーション(C)、エバリュエーション(E)の頭文字をとったもの。広報の話であるということを暗に示しています」とイ・ドンユン監督が語ると、それを聞いたチョン・ユンホは、「そんなたくさんの意味が入っているとは、いままで知りませんでした。常に学びがあることをありがたく思います」と新たな発見を喜んでいた。
ユンジョを演じるイ・ヨニは
ヒロインのユンジョを演じるイ・ヨニは、これがオフィスドラマ初挑戦となり、出演を決めたきっかけについて問われると、「シナリオを読んだ時、私と同じ世代の会社員たちが経験している苦悩のようなものが、よく表れていると思いました。ユンジョというキャラクターを通じ、同世代の人々の思いを代弁したいと思ったんです。私たちの世代は、そろそろ何か、成果をあげなければいけない立場の人も多いと思います。役職によるプレッシャーやつらさのようなものを、ユンジョを通じて表現できたらいいと考えました」と語った。
役作りはリアリティにこだわったと言い、「脚本家さんが貸してくださった本を読みました。広報の仕事や広報として働く人々のプライベートを書いた本で、実情がよくわかりました。またまわりの友人たちに会社員生活について話を聞いたりもしました」と語る。
ハツラツと仕事に取り組むユンジョの姿を体現するため、ひさしぶりにショートカット姿になったイ・ヨニについて、ムン・ソリは「撮影をする前は、かよわくて、“コスモスのような”女の子だと思っていたのですが、とてもしっかりしていて、声も情熱にあふれた方でした」とコメント。監督も「堂々として決断力のある方で、ユンジョにぴったりだと思いました。実際の撮影でも、完璧に演じ切っていましたね」と絶賛した。
撮影をするなかで、「ずっと座ってデスク業務をしていると、なんとなく“早く帰りたいな”という気持ちになったんです。早く金曜日にならないかなとも思ったし。いちばん考えたのは、“ランチ、何を食べようかな”(笑)。共演者の方々と集まると、よく“今日の昼、何食べる?”と話していましたね」と会社員の気持ちを理解する場面もあったという。
ジェミン役のホン・ジョンヒョンは
ユンジョの学生時代からの親友で、大企業「セヨン」の“広報部エース”として活躍するジェミン役のホン・ジョンヒョンは、役柄について「スペックはなくとも情熱いっぱいのユンジョとは反対に、ジェミンは“仕事はきちんとするけれどもプライベートも重要だ”と考えるタイプ」と分析し、「撮影に入る前は、期待と同時に心配もあったのですが、会社員という知らない世界に触れられたのは楽しかったです。オフィスというひとつの空間でたくさんのシーンを撮るのも新鮮でした。会社での顔とプライベートの顔。ふたつの顔を演じることができたので感謝しています」と役者としてやりがいを感じたことを話していた。
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/race/
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