与田祐希コメント「品川さんは東京のお父さん」
――ご出演オファーを受けられた際のお気持ちを教えてください。
強そうな男性キャストが多い中、ヒロインとしての役割を果たせるか不安はありましたが、とてもありがたい経験だなと思いました。全力で向き合って、ぶつかっていきたいなと思いました。
――脚本・原作コミックを読まれて、どのようなお気持ちで撮影に挑まれましたか?
自分の知らない世界だったので不安と楽しみな気持ちでいっぱいでした。ヤンキーは正直怖いと思っていたけど、千紘としては怯えるわけにはいかないのでYouTubeでヤンキー動画を見て、ヤンキー慣れして現場に行きました!
――今回の役どころを演じられていかがでしたか?
見た目でいうと、人生で一番髪色を明るくしました! 撮影期間中は乃木坂のメンバーやスタッフさんにヤンキーだ!といじられつつも、新鮮でしたし、心なしかこの期間は千紘みたいに強くいられた気がします!
――品川ヒロシ監督については?
撮影の合間にもたくさんお話させていただけて嬉しかったし、楽しかったです。今では私にとって東京のお父さんのような存在になりました! 今回ご一緒できてとても光栄でした!
――撮影はいかがでしたか?
アクションシーンの撮影や特殊メイクを近くで見て、衝撃を受けました。とても迫力があったので映像として観れるのが楽しみだなぁと思いました! 自分のシーンではビンタに苦戦しました。
――ご共演の、倉さん、醍醐さん、水上恒司さん(副総長・安倍要役)について教えてください。
倉さんはまじめで柔らかい方だけど達也を演じられている時はいい意味でただのヤンキーで、すごい方だなぁと思いました。主演ということもあり、いつも倉さんが現場を包み込んでくださっていました! 醍醐さんは丹沢と同じように現場のムードメーカーでした! 水上さんは同郷の先輩として背中を押してくれる存在でした! ヒゲ面デカ男というワードが個人的に大好きです!
――本作を通して伝えたいことは?
仲間のために命懸けで戦う姿はかっこいいけれど、千紘としては命の重みを伝えたいです。
――本作をこれからご覧になる皆様へメッセージをお願いします。
個人的には、暴力的でバカだけどなぜか憎めないキャラクター達がどんどん愛おしくなっていく感覚に陥ってしまいました。男性はもちろんですが、女性目線で観てもきっと楽しめる作品だと思います! グッと来たり、クスッとしたり、ドキッとしたり、いろんな瞬間を感じていただけたらと思います!
品川ヒロシ コメント「撮影時の与田さんは、めちゃくちゃかわいい」
――キャスティング意図についてお聞かせください。
千紘は、存在感が大事だと思いました。暴走族の喧嘩のど真ん中に入っていっても負けないオーラを持つ与田祐希の光。それがキャスティングの決め手です。
――撮影を終えられて、与田さんについてお聞かせください。
千紘は、芯が強く口の悪いヒロイン。どちらかと言うと穏やかな雰囲気の与田さんが暴走族相手に喧嘩腰のセリフが言えるのか?とも思いましたが、堂々と渡り合っていました。達也をなじるシーンはなかなか見られない与田祐希が見られます。
撮影の時の与田さんはとにかく明るくて気さくでちょっと天然で、めちゃくちゃかわいい。まさにヒロイン。アルミホイルにさつまいもを包んで持ってきて「焼いて食べようと思って」と言っていたのには爆笑しました。
――本作をこれからご覧になる皆様へメッセージをお願いします。
ガッツリとした恋愛のシーンはないけれど、それでもやっぱりヒロインの千紘と達也の距離が近づいていくのには、ちょっと胸がぽかぽかします。