映像配信サービス「dTV」と「FOD」(フジテレビオンデマンド)では、野島伸司脚本のオリジナルドラマ「パパ活」を配信中だ。
劇中では、カラダの関係がなく、デートをするだけで金銭的支援をしてくれる男性との交際を意味する“パパ活”という、現代の新たな男女関係を中心に人間の本質をリアルに表現。主演は渡部篤郎、飯豊まりえが務める。
そんな同作にコック見習い・柿澤実役で出演するのは、“NEXTブレーク俳優”として注目を集め、冬に公開する映画「デメキン」の主演に抜てきされた健太郎。健太郎にインタビューを行い、自身の役柄や“パパ活”に対するイメージなどを聞いた。
健太郎から見た“パパ活”とは?
――実を演じるのに大変だったことはありますか?
せりふを言いながら料理をするシーンがあったのですが、普段、自分でも料理をするので、料理自体をするのは問題なかったのですが、料理の工程がたくさんあり、それを追いながら同時に演技をするのは自分が思っていたより難しくて苦労しました。
――何か役作りはされましたか?
実は基本チャラいので、なるべくチャラい感じを出すようにしました。周りのチャラそうな人を観察したり、実のチャラいタイプに近い人をまねたりしました。料理の練習は、初日にリゾットの作り方を教わったり、プロっぽいチーズの削り方など、細かい部分を教えていただきました。
――野島さんの作品は初参加でしたが、どうでしたか?
野島さんの作品「プライド」(‘04年、フジ系)が大好きだったので、野島さんの作品に参加できてとてもうれしかったです。“パパ活”というワードは、このドラマに参加して初めて知りました。このワードを気に掛けて生活していると、途端にいろいろなところから耳に入ってきたので、今の日本にあるキーワードだと感じました。台本は“パパ活”についてすごくリアルに描かれていて、その時代が抱える闇を鋭く扱い、それをきっかけに起こるさまざまなことが自分の想像をはるかに越えているので、台本を読みながらとてもゾクゾクしました。
――同作で“パパ活”を知ったとのことですが、年の差恋愛に関してどのようなイメージがありますか?
自分は年上の方に魅力を感じるので、年の差があってもいいと思います。好きになったら、仕方ないですよね。そうなったら、そうなった時です (笑)。でも、今回は“パパ活”だし、片方には奥さんがいるので、一概には言えませんが、こういう場合はうまくいかないんじゃないかと思います。何かと大変で、つらいことの方が多いと思うので、僕はしたくないかも…。
配信中 ※全8話(1話=約30分)
【dTV特設サイト】http://video.dmkt-sp.jp/ft/s0005201
【FOD特設サイト】http://fod.fujitv.co.jp/s/genre/drama/ser4c21/